ランデブー逃避行





ねえ、一緒に逃げようか。

全てを放り出して、一緒に逃げちゃおう。
俺は力も無いし、弱虫で、泣き虫で、どうしようもないけれど。
でもね、君と一緒にいて、楽しんだり、喜んだり、笑ったりできる。
寒い日には吐息ごと抱きしめるし、切ない夜には星空に歌おう。
泣きたい時には一緒に泣いて、寂しい夜には手を繋いで眠ろう。
そして、何度でもなんどでも、愛しているって君に囁くよ。
抱えきれないぐらいに沢山の愛の言葉を、ずっと君に捧げ続けるよ。

俺達は、きっと何処までだって行ける。
きっと二人なら、何もかもが幸せへと続いている筈だから。
俺達の繋いだ手から、全ての地平線へと走り抜けよう。





end.




ブログの走り書き
2010.05.23







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