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トップバッター

本年度最初のバラが開花しました。
毎年恒例、トップバッターはジャクリーヌ・デュ・プレさんです。

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毎年、今か今かと待ちわびるのですが、今年は気が付けば咲いていたな。
桜もそうですが、花の開花がめっさ早いです。早過ぎて、なんだか怖い。
他の鉢も順調に蕾を増やしていて、のんびり管理じゃ間に合わないぞ。
芽かきも摘蕾も、碌に施していないような気がします。
うかうかと油断していると、迫りくる害虫とのバトルが怖いです。

芽吹きの作業を

本年度も、バラ管理活動が開始されることとなりました。
まあ、ちょっと前から、芽摘みはしておりましたけどね。
とりあえず、今月のノルマ、中耕と肥料を埋めました。
一部の鉢にうっかり大量の雑草が生えておりましたが、
それは引っこ抜いて、バークチップを追加しておきました。

新しく欲しいバラの品種も幾つかるのですが、
流石にこれ以上は手が行き届かないので、ぐっと我慢の子。
今家にあるのは、どれも厳選して選んだお気に入り品種ばかりだし、
この子達を愛でて、今後は減らす方向性で行くつもりです。
……まあ、我慢しきれず、お迎えする可能性もあるけど、ね……。

すっきりカット

本年度、最初のバラ管理。ツルバラ以外を冬剪定を施しました。
親の仇のようにざくざくカットしたので、かなりすっきりしたぞ。

去年までは十二月中に冬剪定を施していたのですが、
ネットの某所では、冬剪定は一月の一番寒い時期に施して、
それまでは出来るだけ光合成をさせる……との記載があったので、
今年は寒肥なし&それを試してみようと予定していのです。
自分にどのやり方が一番合っているか、いろいろ模索中なのだ。
とりあえず、このまま日当たりのよい場所に置いて、春まで日光浴。
今期のバラ作業はここまで。次の管理は暖かくなってからですね。

今年も相変わらず、やや疎かになりがちにはなりそうですが、
頑張って咲かせ続けていきたいと思います。

小柄でキュート

春バラを振り返る

真宙



まん丸い蕾も可愛らしい。花弁の先は豪華なフリルが入るのです。

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実は案外小振りの花ですが、ボリュームがあるように見えます。

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真ん中にポチっとついた、ボタンアイという開き方をします。

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強香という程ではありませんが、しっかりといい香りがします。

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サーモンピンクとも違う、ニュアンスのあるピンクオレンジ色。

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丈夫な子が多い我が家の中でも、指折りに病気にも強い強健種です。
今年は年間を通じて、かなり沢山の花をつけてくれました。
尚、個人的に真宙の一番の特徴は、艶のあるはっきりした深緑の葉かも。

俺様花盛りだぜ

春バラを振り返る

ローブリッター



花が咲き始めると、堰を切ったように次々に開き出します。

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ころころとした一重の花が、たわわに一気に咲き誇ります。

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咲き進むとやや白っぽく退色しますが、汚くはならないですね。

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花弁がハート型になっているところがまた、可愛らしいのだ。

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花付きがとてもいいので、花盛りの時期を長く堪能できます。

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一季咲きで、一斉に花開いてくれる我が家のドイツ騎士団さん。
花自体は小振りですが、かなり見応えがあり、華やかになります。
枝も扱い易いので、誘導しやすく、いろんな形にして楽しめそうです。

微妙且つ絶妙色

春バラを振り返る

あおい



深みがありつつ、和を思わせる独特のあずき色がすごく綺麗。

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スプレー咲きで、ひとつの房に沢山の花が花が咲きます。

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花は小振りですが、ひと房でブーケのようになるのだ。

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花束にすると、他のバラとも合わせやすいです。

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微香で自己主張が控えめな辺りも、如何にも日本のバラらしい。

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個人的にあおいさんは、どちらかといえば切り花向きのバラかな。
小輪の花ではありますが、ひと房で花瓶がこんもりと見栄えして、
この独特の色味が、どんな色のバラにも不思議とよく合うのです。

処分したくない

バラ作業、中耕&オルトラン&追肥……のいつものセットを施しました。
ヨトウムシは一匹だけ発見。もっといるかな? と思っていたのにね。
尚数日前、母が移動させようと鉢に手を掛けると、縁に隠れていた模様。
それそれ。私もやったよ、柔らかい感触にぎゃあってなるんだよね。

土の様子も悪くはなく、この秋も程々に花を咲かせてくれておりますが、
ただひとつ、凄く気になっているのがプリュムさんの鉢、根の部分。
不自然に小さな瘤の集合体のようなものが出来ていて、
ひょっとすると病気? 癌腫? 治らない? とかなり不安です。
去年には既にあったと思うのですが、でもこんなに大きくはなかったぞ。
初心者故、とても治療は出来ないし、他の鉢に伝染しちゃいそうだし、
これはもう、潔く諦めるしかないのかしら……しょんぼり。
バラに嵌り出した初期にお迎えした、お気に入りの鉢なんだけどな。

女性育種家の作

春バラを振り返る

プリュム



丸くてふんわりとしていますが、繊細な印象があります。

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ピエールさんとはまた違った、透明感のあるピンク色。

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儚げにも見えますが、花付きも良く、とても丈夫です。

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ややのっぽさんで茎がすらりと伸びるので、切り花にお勧め。

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開き切ると、ちょっと別の花みたいに見えます。

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香りはやや少なめではありますが、ころんとした花姿も可愛らしく、
繊細ながらも可憐で透明感があって、女性に人気が出そうなバラですね。
和バラなので日本の気候にもあっているのか、育てやすいと思います。

キュートな真紅

春バラを振り返る

はいから



香りが良く、花付きも良い、真紅のバラです。

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丸みがあるカップ咲きが愛嬌があって、とっても可愛らしい。

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花弁も多く、豪華ではありますが、親しみやすさがあります。

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花持ちも良く、開き切っても、あまり形が崩れません。

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赤色は撮影が難しくて、実物と違って見えがちなのが残念です。

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真紅のバラにありがちな、如何にも! な感がなく、親しみやすい、
名前の通り、何処かレトロモダンな雰囲気のある、可愛い花姿です。
花持ちも良いので、切り花としてもかなりお勧めですね。

フルーツなバラ

春バラを振り返る

フリュイ



ぷっくりした蕾も、名前のまんま、果物っぽさがあります。

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黄色から赤のグラデーションですが、赤い覆輪は開き進むと薄れます。

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幹がかなり太めでしっかりしているので、切り花にも向いています。

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フルーツ香も素晴らしい。今年は花付きも良かったですね。

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咲き切ると赤みは殆ど消え、たわわな花弁が、突然崩れます。

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なんとなくでお迎えした割には、やけにお気に入りになったバラ。
今年はうっかり多肥にしてしまい、丸い花姿のままですが、
肥料を抑えてロゼット咲きになると、驚くほどかわいらしくなります。

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