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狸と狐の駆引き

観光を満喫して帰った親戚御一行の話を聞いて、母が興味を示しております。
特に、皆が絶賛していた、嵐山の竹の小路が気になる模様。
だから、一緒に行って来たら良いと散々薦めたのに……。
連れて行って貰う事に慣れている、地図の読めない、道の判らない、
何度も足を運んだ場所でも直ぐ忘れてしまう自覚があるだけに、
母としては案内を請われる事を避けたかったのでしょうけどね。
その癖、こっちの休日に、ちゃっかり皆の観光予定日を合わせたりするもんな。
別にいいけどね、一緒に観光したり、美味しいものを食べに行ったり、
お気に入りのお店を紹介したりするの、結構好きだから。

とりあえず、嵐山とランチのお店がどうしても気になるらしく、
こちらにちまちまと話を振って来ます。
<つまり、「連れて行ってあげようか?」の言葉を引き出そうとしている。
<いつも自分から頼まず、「してあげようか」と言わせる人なのですよ。
とは言え、年末まで忙しいし、寒いし、金欠だし、お話書きたいし、
「竹の道は春から夏の方がお勧めだよ」と言葉を濁して逃げております。
そうやって、判っていながら話を逸らす辺り、我ながら意地が悪いです。

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