記事一覧

学術的な使用で

オフ本に登場させた磁器は、基本的にモデルがあります。
その中の一つ、最後の章に出てくる、日独そっくりの壷は、
実際に去年観に行ったマイセン展で展示されていたものでした。

ファイル 1159-1.jpg

美術館で販売されていた冊子の写真ですが……だ、大丈夫かな;
左がドイツのマイセン、右が日本の柿右衛門です。本当にそっくり。
写真では違って見えますが、実際の大きさも殆ど同じでした。
柿右衛門は17世紀後半、マイセンは18世紀に作られたもの。
つまり、柿右衛門がオリジナルで、それをマイセンが模擬しております。
そしてこれ、何気に表紙に使ったボンボニエールとも似ていませんか?

ギル桜の最後の章で出した物も、「マイセン スノーボール」で
画像検索すると、それらしいものが出てきます。
今回、こうやっていろんな画像も参考にさせて頂きましたが、
困ったことの一つが、書き進める内に「欲しくなる」事でしたね。
洒落にならないお値段の物も多いので、マジ自制心との戦いでした。

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
アイコン
アイコン一覧
削除キー
公開設定