販売推進を兼ねた、新刊の小ネタ。
今回のお話、結構個人的にネタの宝庫なんですよね。
本の中にも明記させて頂きましたが、今回のオフ本は
マイセン、大倉陶園、深川製磁、ベルリン王立製陶所、の各企業様を、
お話や登場する磁器のモデルとさせていただいております。
尚、当然ながら、企業とは一切無関係。
腐った妄想の産物なので、史実とお話は違っておりますし、
都合良く好き勝手にアレンジ&ブレンドをしております。
そちらのご紹介を少々……。
マイセンは、欧州で最初に磁器開発を達成した、高級磁器の代名詞企業。
旧東ドイツ時代を乗り越えて、唯一現存する元東側企業になるのかな?
ちょっと詳しい事は判っておりません。
大倉陶園は、ノリタケカンパニーの流れを組む高級洋食器メーカー。
日本で最初にディナーセットを作ったのは、ノリタケ。
現在も有名ホテルや皇室、大使館などの洋食器セットを手掛けております。
深川製磁は有田に本社を置く、香蘭社の流れを組む磁器メーカー。
パリ万博にも出展し、宮内省御用達窯としても有名。
尚、菊ユールさんの話は、こちらの某社長の実話より拝借しました。
ベルリン王立磁器製陶所(KPMベルリン)は、フリッツ親父創業の磁器会社。
ドイツでは名のあるメーカーですが、日本では正規代理店が無いのかな?
国内では、時々骨董品で見かける程度なんですよね。
どのメーカーさんも、本当に素晴らしい作品ばかり。
磁器を調べると、日本、ドイツ、プロイセンは繋がりは必然。
歴史的には勿論、二次創作的にも美味しくてたまりません。