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うっかりしてた

甥っ子君との思い出作り&夏の18きっぷ旅行

三日目、伺っていたスタッフさんの出発時間に合わせて起床。

「温泉でリラックスできたし、記念館もすっごく楽しかった」
「もっと見たかったし、こちらにはまた絶対来たいです」

そんな会話を交わしつつ、フロントさんに鍵を返し、
保養所のスタッフさんの車に乗せて貰いました。
安全運転で、駅まで車で二十分ぐらいかかったかな?
駅に到着をして、お礼を告げて別れたのですが、
さてホームで切符を買おうと鞄を開いた所で、血の気が引きました。

……あれ、財布がない。

そう言えば昨夜、離れた場所にある温泉に入りに行った時、
普段は滅多に使わない室内金庫に財布を入れたよね。

そ れ だ !!

慌てて携帯で保養所に連絡をしまして、フロントさんに事情を説明。
「すいません、部屋の金庫を確認して貰えますか?」と告げると、
解りましたと一旦電話を切り、そのまま暫しそこで連絡待ち。
折角早めの時間に駅に送って貰ったのに、これじゃ意味ないし。
この電車を乗り過ごすと、一時間後にしか次が来ないし。
動揺する気持ちを落ち着かせようと飲み物を買うにも、そのお金がないし。
あー、こりゃ、予定が大幅に遅れるなあ。
自分が悪いとは言え凹むわーと、苦笑する駅員さんと話をしつつ、
てか、連絡が遅いよね? と思っていたら、
予定の電車が来る直前、ホームの窓口に走ってやって来たのは、
ずっと連絡電話を待っていた保養所のフロントさんご本人。

なんと、部屋の金庫の財布を、急いで此処まで持って来て下さいました。

「うわあああ、ありがとうございますーっ」
「だって、折角ここの旅行を楽しんで下さっていたし」
「すいませんすいません、なんか泣きそう」
「良いからっ、電車っ、もう行って下さいっ」

駅の改札でそんな会話を交わし、慌てて到着した電車に飛び乗りました。
ホント、ギリギリ。電車到着まで五分も無かったよ。
ものすごい急いで、わざわざここまで持って来てくれたんだ。
旅先での親切って、身に沁みますね。本当に本当に助かりました。
そして、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

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