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作品との一体化

013瀬戸内国際芸術祭旅行

李禹煥美術館を堪能した後は、来た道を戻って地中美術館へ。
……って、すいません。本当の所、地中美術館に大した予備知識は無く、
有名なモネの作品があって、直島では人気があるくらいの認識のみでした。
なので、お安くは無い入館料金と可愛くは無い待ち時間を目にした時、
いっそここはスルーしようかなーとの考えも過ぎっておりました。
でもまあ、折角来たし、再び直島に旅行に来る保証も無いし、
話題とかネタ的な意味でも見てくるかー……な気分で足を運びました。

いや、すっごい良かった。
入館前までの自分を、往復ビンタしてやりたくなりました。
こんな美術館を作った福武財団を、本気ですげえと思いました。

何が凄いって、内部にある珠玉の作品群も勿論ですが、
ひとつの作品に一つの建物という芸術を極めるような贅沢さといい、
それぞれの作品を最大限に生かした空間の作り方といい、
そのスケールといい、コンセプトといい、潔さと思い切りの良さといい、
なんかもう、いろんな意味で衝撃を受けました。

ファイル 1345-1.jpg

お金持ちってすごい。そして、その使い方を知っているってすごい。
企画者が本当の意味で芸術を理解していることが伝わって来ます。
こんなお金持ちが存在してて良かったなあと、変な感動をしました。

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