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もうこんな星など

妄想というか、走り書き。

ジャンル違い、要注意。
以下、封神です。



「悠久の孤独…それに耐えてきたのだな」
差し出された手は、殺気を孕んでいた。
「さぞ、辛かった事であろう」
ほほ笑む瞳の奥には、裏があった。

それでも、本当はずっと待っていた。

望むのは、あの時消えた未来の行方を見極める事。
恐れるのは、見極めた―――その後。

終わりは、望む形にはならないかもしれない。
最後は、無念を残したままになるかもしれない。
それでもこの同胞は、何もかもに決着をつけてくれるだろう。
彼もまた、同じ刻を生き、その孤独を知っているからこそ―――。

「ゆくぞ、みなの者」

ああ、だけど。

「最終決戦だ」

彼はひとりでは無かったのだな。



ジョカさまは、姐己ちゃんとは違う意味で、嫌いになれないキャラでした。
たった一人で生きていくと言う事は、
倫理も道徳も自分一人で判断しなくてはいけなくなるんですよね。
歪んでしまっても、それを相談したり、正したりする相手がいない。
人は一人で生きていけない。生物学的にも、精神的にも。

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