プリュムさん、レポ。他の子よりもやや遅れての満開期です。
<基本データ>
産出国・2014年 日本(河本バラ園)
フロリバンダ・四季咲き・中香
中輪・カップ咲き・ソフトピンク
2017年6月末、我が家に到着。
冬の日当たりが良かったのか、一番枝が紅色に染まっておりました。
冬の剪定時に、テッポウムシ? に枝を空洞にされていたのを発見。
かなり立派な太い枝だったので普通の剪定ばさみじゃ太刀打ちできず、
大きな枝切りばさみを使って、力技で無理矢理枝をカットしました。
枝がまっすぐ上に伸びるので、まとまりが良くて場所を取りません。
花付きもなかなか良好ですが、持ちはあまり良くなくて、
花が開いた翌日には開き切ってしまうことが多かったです。
丸みのある花姿は、開いた後も見苦しく崩れることがありません。
花弁が開いた姿は、ちょっと芍薬っぽいとも家の人に言われました。
透明感のあるピンクから白のグラデーションがとっても綺麗。
ステムが長いと株が間延びして見えるので欠点とされがちですが、
花が咲けばすぐカットするし、花瓶に活け易いので、
個人的にはこのぐらいの方が寧ろ好都合だったりします。
香りは拡散するものではなく、鼻を近づけると判るレベル。
良い香りとは思いますが、長時間だと辛いかな? ある意味中香でベスト。
乱暴に枝を切ったにも拘らず、持ち直してくれたので、強健なのかも。
うどんこ病に掛かりましたが、極僅か。全く気にならないレベル。
育てやすいとは思いますが、他の株と同じように水やりをしても、
この鉢だけが首をぐったりさせることがあります。水やりは多めに。
プリュムはフランス語で「羽」という意味だそうです。
ころんと軽やかで透明感のある花の色が、成程、お似合いだと思います。
勢いでお迎えし、後で「あれ、選んだ決め手は何だっけ?」と首を傾げ、
でも開花してからはかなり満足度が高くなりました。