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発光するような

ザラークアセンディングさん、レポ。一番花というより1.5番花かな。

<基本データ>
産出国・1995年 イギリス(デヴィットオースチン)
シュラブ・四季咲き・中香
中大輪・ディープカップ咲き・アプリコット~アプリコットイエロー

2017年6月に、花と蕾付きで我が家にやってきました。
その年はそれっきり、管理不足故、その後の開花はなかったです。

ファイル 2487-1.jpg


デコラティブでおとぎ話の挿絵に出てきそうな、蕾のビジュアルが可愛い。
花付きは良いのですが、花持ちはあまりよろしくありません。
繊細な花びらは、昼間は開きますが、夜になると丸く閉じます。

ファイル 2487-2.jpg


成長も悪くなく、春先も沢山の新芽を伸ばしていて期待していたのですが、
いつの間にやらその新芽が無くなり、殆ど蕾が出てこず。虫なのかな?
株は無事そうなのでそのまま様子を見、大幅に遅れての開花となりました。

ファイル 2487-3.jpg


発光しているような、ろうそくの炎のような、ライトが灯されたような、
そんな明るく、透明感があり、ぱっと人目を引くとても綺麗な色。
今家にあるバラの中で一番好きな色を選ぶなら、この子かもしれません。

ファイル 2487-4.jpg


ピンクとサーモンオレンジの混じった、ふんわりと優しいグラデーション。
八重で、小振りで、あまり目立つバラではないのかもしれませんが、
はっと目を引く鮮やかな花の色と、可愛らしい花姿が魅力なのです。

ファイル 2487-5.jpg


横張りに広がりやすい株の伸び方や葉が密集して茂りがちな点は、
ボレロさんに似ている気がします。なので時々内側にシャギーを入れます。
ただ、病気には強いらしく、黒点うどんこ、今年はどちらも見ていません。
あと、ザラークさんの不思議なところは、同じ一つの株の中でも、
咲いた花それぞれの香りが微妙に違っている点。そんな株もあるんですね。

名前の由来は、イギリス人に人気のある曲のタイトルだそうです。

春先に新芽が消えたのは謎ですが、それでも枯れることはなかったし、
こうして花を咲かせてくれたので丈夫なのではなかろうか。
一輪開くだけでぱっとお庭が明るくなるような、そんなバラです。

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