化粧ポーチの中に入れて、常に持ち歩いているのが、塩。
ジャーケースに入れた、普通の調理用の粗塩です。
お清めでもするの? と笑われますが、ある意味正解。
実は、蚊などの虫刺され対策用なんだな。
特に旅行などに行くと、結構虫刺されしがちでして、
かゆみがなかなか引かず、ぶり返しも多く、市販薬が効き難く、
その上肌が弱いので下手に薬を繰り返して塗ると、
かぶれて真っ赤に腫れ上がってしまうのです。
ネットで良い対策はないかと検索し、効果を実感したのが塩でした。
塩のザラザラで皮膚を掻き毟る程にこすりつけた後、
シアバターなどを塗布するのですが、かゆみも直ぐに消え、
ぶり返しも無く、なにより肌がかぶれず、直ぐに元通りになります。
ポイントは、刺された直後に行う事。時間が経つと効果が薄れます。
一応これ、それなりに理屈があります。
痒みのメカニズムは、蚊が吸血した後、血止めとして分泌物を注入し、
その遺物への拒否反応が、かゆみとして現れるとのこと。
なので塩の浸透圧で蚊の分泌液を皮膚から出し、
更にオイルを塗ることで、傷口を空気に触れさせずに
アレルギー反応を鈍らせ、患部を保護する……だった気がします。
正直、本当にその理屈が正確かは分かりませんが、
とりあえずこれが一番効果を感じました。
蚊の活動は暑くなると鈍る、とのネットニュースを見て。
そうなのかなあ? 水遣り中、虫除けリングを足首に嵌めても、
UV対策にラッシュガードを羽織っても、蚊は近寄って来るけどな。