甥っ子君と夏の映画鑑賞に行って参りました。
賛否両論溢れる「ドラゴンクエスト ユアストーリー」です。
皆大好きⅤをベースにした親子三代にわたる物語なので、
流石に今回の尺では絶対的に無理がありますよね。
時間制限故の端折りに関してはまあ仕方ないし、
物語の進行に関しても、これが限界だったのでしょう。
基本、「ドラクエ5を知る人」前提で作られているのでしょうね。
主人公の性格がやや軽く感じることはありましたが、
CGは綺麗だし、アクションも見応えがあるし、声優陣も豪華だし、
キラーパンサーの名前等、ファンならではの遊び心もあり、
お気に入りのモンスターが出現するのも楽しかったです。
後半に差し掛かるまでは、往年のドラクエファンにも、
それなりに一定の評価を得られたのではないでしょうか。
ただ、ラスト近くの「アレ」は反則じゃないのか?!
特にドラクエに思い入れのある方には、絶対に許せない方もいるだろうな。
個人的には……上映中はぽかん顔で絶句してしまいましたが、
それが端からの映画の方向性であるならば、それ以上は何も言うまい。
正直、鳥山絵でない時点で最初からあまり期待値を上げておらず、
スライムが可愛かったのと、想像通りのキラーマシンの動きだけで満足。
それにしても、今回映像を見ていて初めて気が付きましたが、
何故か自分の中でのゲマの声は、フリーザ様の声だった模様。
尚、吉田氏の白熱の演技に不満は全くありません。めっさ嵌ってました。