以下、妄想小ネタ。
カプ違い、要注意。
ドラゴンクエストビルダーズ2、シドクリ(シド主♀)。
混沌とした真闇の底、泥濘とした意識の下、昏迷とした時の狭間。
さあ、お選びください。
頭の中に響くのは、耳障りな声。
興味はなかった。面倒だった。疲れていた。
もう、このまま静かに眠らせてくれても良かったのに。
どれでも、お気に召したものを。
これらは、貴方への供物。
破壊の力を増大させる、創造の卵たち。
きらり、きらりとかすかな光が、浮かんでは消え、また浮かんでは消える。
どれもこれも、同じように見える、塵にも似た無数の輝き。
視覚ではない感覚で、無心のままにそれらをおざなりに捉える。
そんな中、たった一つについと意識が引っかかった。
小さな、見落としてしまいそうに頼りない光。
しかし、その何処までも透明な光に目が離せない。
胸が苦しくなるほどの吸引力に、確信した。
(ああ、あれだ)
間違いない。
迷いはない。
逃がさない。
(あれは、オレの、モノだ)
求めたのは、供犠か。
掴んだのは、運命か。
望んだのは、救済か。
伸ばした手は、ゆっくりとその姿を変える。
同じ大きさへ。同じ形へ。同じ温度へ。
鱗に覆われた禍々しい手は――その手と対となるように。
捕えたその瞬間、全てが白へと塗り潰された。
OP映像と、ストーリーの差分。この手の妄想、余裕です。
こういうのは、多分絵とか映像の方がうまく表現できそうだな。
シドー君、最初はそのルックスから、ベジータさんみたいな
強面スーパーツンデレ系のキャラかなと思っていたのですが、
普通に素直で、いい子で、可愛くて、とっても頼れるバディでした。
主人公と仲が良すぎるのも、すっごい微笑ましかった。
男同士で同じノリでやんちゃするのも堪らんし(BLに非ず)、
男女でゆっくりとボーイミーツガールするのも素晴らしい。
人外と人という未来の闇も含め、実にそそられる組み合わせですな。
ということで、今からでも遅くはない。ゲーム、しようぜ。