わんこさんと動物病院へ行ってきました。
半年分のダニフェラリア予防薬と、ついでに肛門絞りと爪切り。
お散歩量が多いからか、爪切りはいつも形を整える程度で充分。
ただ、肛門絞りは自分でするのが下手くそなので、毎回の必須。
後は、歯磨きとか、体重とか、気になることを相談しました。
前回の血液検査で、気になる数値が一つだけあると指摘されましたが、
そちらは食事で改善できるそうで、秋頃に改めて検査する予定です。
現状は特に問題らしい所も無く、良い感じの健康体状態ですが。
「来年辺りから、シニアフードも少しづつ加えて下さいね」
「そうですね、六歳からシニアになるので」
先生のその言葉が、本日一番のハイライト。
そうか、そうだよね、もうそんな年齢なんですよね、シニアか……。
正直、来るものが来た、と突き付けられたような気持ちです。
まあ、キャンプだってシニアになる前に! と慌てて始めた訳だし、
今の内にわんこさんとやりたかったことを! と肝に銘じていたし、
前にドッグランで利用者さんとお話ししていたことでもあるんだよな。
でも、わんこさんを迎えて、二年ぐらいは本当に手が掛かって大変で、
漸く意思疎通が出来るようになって、お出掛けに心配がなくなって、
毎日のお散歩とかお世話のルーティーンにも慣れてきたんだよな。
勿論完璧じゃないし、それなりに困ることも大変なこともあるけれど、
実際、なんだかんだと依存しているのはこっちなんだろうな。
この前職場の人との会話で、「犬を迎えて良い方になったと思うよ」
「前はもっと、いろいろしんどそうだった」って言われたよな。
どうしよう。うちのわんこさんは、ちゃんと幸せなのかな。
なにが、一番幸せを感じることなのかな。感じる時なのかな。
散々お出掛けにつき合わせているけど、嫌じゃないのかな。
これからの時間、自分はこの子に何が、どれだけできるのかな。
うちに来たことは、この子にとって本当に良かったのかな。
車を運転しながら、そんなことをつらつらと考えては涙ぐみ、
鼻を啜りながら、夜のお散歩をしました。ええ、変な人です。
……いやいや、まだ折り返し地点、にも到達していない。
余命を伝えられた訳じゃない。ゆっくりと心の準備をすればいい。