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龍神様がみてる

さて、神社からすこし離れたところに、奥の院として、
ご神体とされる場所があると聞き、そこまで挑んでまいりました。
神社の社務室前に地図がありましたが、「林道」との記載に、
細い道かと思い、そこそこな距離ではありますが徒歩で向かいました。

まあ、フラグかな。

細くはありますが、ちゃんとした舗装道路で、ちょっと後悔しました。
でも、木陰が涼しくて、空気も良くて、気持ちの良い場所だったし、
運動&わんこさんとのお散歩気分でてくてく歩いていると、
坂道とは言え、自分が思った以上にすごく早く&楽に到着出来ました。

ご神体は、細い階段を降りた先にある、少し開けた場所にある大岩。
重なった大岩の隙間が龍穴だそうで、日本に龍穴と呼ばれる場所は
複数ありますが、殆どが神聖なる場所として禁足地となっている中、
こうして直接見に行くことが出来るのは、ここだけなんだとか?

昔の人は、この場所に神秘を見出していたんだなあ。
そう考えながら、遠くに聞こえる太鼓や笛拍子に似た音を聞きつつ、
ひらひら落ちる木の葉を見上げながら、呑気に坂道を降りました。

……でもその太鼓とか笛の音って、何処から聞こえていたんだろ。

お祭りの練習でもしているのかな? と思っていましたが、
そもそも神社の社務室は閉まっていたし、お寺も行事なんかしてない。
ここまで歩いて来たけど、他にお寺とか神社は無かったし、
後で地図を確認したけど、あの音が聞こえそうな距離には無い感じ。
丁度お昼の十二時のサイレンも鳴っていたけど、そんなお昼休憩時間に、
地元の自治体でお祭りの練習をする……のかも、しれない、のか?
そして、ひらひら落ちる木の葉を見上げながら歩いていたけれど、
紅葉にはまだ全然早いし、そんなに風って吹いて無かったよね? 

………………うん、まあ深くは考えまい。
嫌な感じはなかったし、龍神様に歓迎されたとでも思っておこう。

道すがら、奥の院でご一緒だったご婦人グループの車が止まり、
「途中まで乗りますか?」とご厚意を申し出て下さいました。優しい。
わんこさんもいるし、お散歩と運動がてらに歩きますとお断りしましたが、
世の中には、自分が思う以上に優しい人が多いです。有難いなあ。

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