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もうひとりの私

小ネタの更に続き。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、一応本人は普にょ日のつもり。
ちょっと特殊設定なネタなので、お気を付け下さい。



両親を無くして華道家元である親戚の家に引き取られた桜さんは、
その才能も相俟って、流派内での妬みの対象にもなりました。
しかも、引き取ってくれた義理の親から性的虐待も受け、
学校でいじめもあって、そのショックから人格が分裂してしまいます。
菊さんは多重人格を判っているけれど、桜さんは判っていません。
短期大学を卒業して、出来るだけ遠い所に離れた方が良いと思い、
ドイツの生け花教室の講師の話を持ち出したのはローデリヒさん。
有名な華道一族の不祥事として週刊誌にもさらけ出されたし、
いっそ彼女を知る人の誰もいない場所で、
新しく始めた方が良さそうだと思ったのですよ。

ギ「(そっか、だから俺の傷を見て、あんな反応したんだ)」
ロ「菊は大丈夫なのですが…問題はもう一人にあります」

桜さんの中には三人の人格があります。
暴力的で自傷癖のある三人目にくれぐれも気を付けるようにと、
ローデさんはギルに忠告します。

町のカフェにて寛ぐ桜さん。お店の女の子との会話。

ベ「最近変なニュースが続いているから、気ぃ付けや」
桜「変な事件、ですか?」
ベ「桜さん見たいなか弱い女の子、うちごっつい心配やわ」

精神科医はローデさんじゃなくて、オランダ兄さんでも良かったかな。
そして、ギルと桜さんが一緒にいる所を、ばったりイヴァンさんに見られます。

イ「なあんだ、やっぱり君達、仲良しだったんだね」
イ「僕も、君とお友達になりたいな」

言いながら、ロシア風挨拶をしようと身体を寄せられた所で、
悲鳴を上げて異常な拒絶反応を見せる桜さん。
彼女は過去のトラウマから、身体の大きな男性に触れられる事に、
強い恐怖心があります。普通に接する分には大丈夫だけどね。

ギ「おい、さくらっ、だいじょうぶか」
桜「すいません…取り乱してしまって」
ギ「…さくら?(あれ。なんか、雰囲気が違う?)」
桜「どうかしましたか?ギル君」

そして、事件が起こるのです…。



との流れを考えてみました。
これなら丁度、去年発行したオフ本と同じくらいの長さになるかな、
だったらいっそ、オフの二冊目にチャレンジしてみようか!と思いましたが、
しかしここで、超致命的な問題に気が付きました。

まず、この手のネタにありがちな幼児期の虐待について、
知識を付けようとネットで資料を読む時点で既にダウン。
資料を読むのが辛いです…マジ駄目。心臓苦しくなります。

そして、ラブ的要素が、あまりにも薄過ぎるんだよー。
ハリウッドのサスペンス映画の方が、まだ恋愛要素高いぞ。
わざわざお金を払って購入して貰うんだから、
オフ発行の話はせめて糖度のある話を目指しているんですよね。
尚、唯一のヘタオフ本「きらきら…」は、自分普日史上、
最も糖度があるお話です。多分。レベル低いですが。
それでも、アレを超える日が果たしてくるのか、自信がありません…。

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