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強烈な視覚表現

国立国際美術館「草間彌生 永遠の永遠の永遠」に行って参りました。
以前某携帯電話のデザインをされていた事は知っていたので、
前衛的なポップアーティストかなー、真っ赤な水玉可愛いなー、
いろいろタイアップ企画しているなーと、軽い気持ちで足を運びました。

でも、思った以上に重かった……。

特に前半、モノトーンの作品群は、正直ホント辛かった。
赤と、目と、物凄い強迫観念が感じられて、見ていて怖かったです。
立体は面白かったのですが、でも長時間囲まれていると不安になります。
気持ちが落ち込んでいる時に、観に来なくて良かったな。
これが作家の狙いだとすれば、見事嵌められた事になるのでしょうが、
最後に流れていたVTRを見たら何とも言えなくなりました。やっぱりそうか。
もともと、マグリットは好きだけど、ダリは駄目なんですよね。
同様にムンクも苦手……この差、お分かり頂けるでしょうか?

あちこちに立体アートも展示されていて、アトラクションっぽいのもあって、
異世界気分を楽しめると言えば本当に楽しめるのですが、
気持ちが上向きの時に観に行くことをお勧めします。超個人的意見ですが。

ファイル 891-1.jpg

写真撮影可の作品もあります。等身大のでっかい水玉チューリップ。
そして今回初めて、かの有名な直島のかぼちゃオブジェを手掛けたのが
こちらの作家さんだったと知りました。予備知識無さ過ぎですな。

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