先月の中頃の話ですが、大阪市立東洋磁器美術館へ行きました。
催しは「マイセン磁器の300年展」、なんだか良いタイミングだったな。
マイセンの絵付けの移り変わりがよく判り、見ていて楽しかったです。
陶磁器の歴史は、時代や世界の情勢を映し出していて、実に興味深いですな。
面白かったのが、マイセンの柿右衛門様式と、日本の磁器を並べたもの。
それぞれマイセン所有、日本の個人所有(だったかな?)のものですが、
これを手本としたに間違いない!と断言できるレベルで、
びっくりするぐらい本当にそっくりだったんですよね。
よくもまあ、オリジナルを発見出来たもんだ。てか、良く残っていたな。
発見に至るまでの経緯とかを考えると、すごいロマンを感じます。
そういえば。
西洋磁器に良く見る動物や人間像の陶器をフィギュリンと呼びますが、
これってあれだよね、所謂フィギュアなんですよね?
なんだ、現代のオタク層だけじゃなく、昔から愛好家がいるんじゃないか。