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病気と食欲と私

病中、発熱と喉の腫れで食欲がずっとなかったので、
三日ほどは水と薬しか口にしないでおりました。
さぞや痩せたであろうと期待しましたが、
思ったよりも全然減ってなくて、がっかりだよ。全く。

高熱と微熱を繰り返し、漸く症状が落ち着き始めた頃、
なんとなくお腹が気持ち悪くなり、吐き気に変わると嫌だな、
先に薬飲んでおくかと胃薬を探しながら、ふと気が付きました。

「……違う。これ、お腹が空いているんだ」

我ながら驚いた。食欲、本気で忘れていたよ。
咽喉の腫れも少し落ち着き、なんとか飲み込めそうだったので、
久々の栄養補給を持って来てほしいと携帯で母に頼んだのですが。
(感染対策につき、自室引き籠り&連絡は全てスマホのメッセージ)

「なにが食べたい?」
「おにぎりと具なしお味噌汁」

日本人のソウルフードやね。無敵。
普段特にお味噌汁が好物って訳でもないのに、
久々に食べたこのご飯が、本当に美味しくて、びっくりした。

続く高熱よりも

祝・初感染コロナ快気☆

「自分は罹らないんじゃね?」

正直、そう思っていた時期が私にもありました……すいません。
ここまで感染しないで来ることが出来たから、
もう自然免疫が出来てるのかな、この調子なら大丈夫かな、
仕事や外出時には必ず使い捨てマスクを装着しているし、
バスや電車のつり革や持ち手には触らないようにしているし、
仕事場の食事時には消毒剤で机の上や身の回りを拭いているし、
流石に以前よりは手の消毒スプレーの頻度は減ったけど、
帰宅時や食事前の手洗いは必ずしていたし、
自分の衛生対策は存外間違ってなかったのかも……なーんてね。
ハイ、過信してました。油断してました。運が良かっただけでした。

何が一番大変だったかって、咽喉の炎症がマジ辛かった。

元々咽喉が弱いのですが、今回は扁桃腺がかなり腫れてしまい、
ポカリスエットも、水も、唾液でさえ飲み込むのが困難に。涙目。
火傷した咽喉で、いがぐりを飲み込むような痛みだとご理解下さい。
幸い食欲も無くなったので、もういい、これはダイエットだと
栄養の口径摂取は諦め、ひたすら眠ることにしました。
発熱が長引いたのはその所為かもしれませんが、だって無理。ホント。
咳が殆ど無かったこともあってか、なんとか家庭内感染は起こらず。
病院で推奨された隔離期間を、二日増しで引き籠もりました。
元看護婦の母が、そこらへん凄く面倒臭……神経質なのでね。

兎も角、自主隔離を終えて最初にしたのは、わんこさんとのお散歩。
母にお世話を任しっぱなしにして、一週間も顔を見せてなかったし、
久しぶりの再会に愛犬も喜んでくれるかなーと思いきやっ! 
対面早々、普通に朝んぽを拒否しやがりましたよ、いつもと同じやん。
そうだね! こういう子なんだよ!! うちのわんこさんは!!!
まあ、訓練学校の合宿で一ヶ月ぶりの再会でも、そんな感じだったな。
寧ろ、ストレスが無かったようで良かったと解釈しておこう。

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家を出ると、お庭の乙女椿のつぼみが開いていて、ちと驚きました。
そういや、蕾ついてたもんね。病気で伏している間に春が着ました。