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しぐれ空の下で

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

翌日は、のんびりホテルを出て、朝市へ向かいました。
高山の有名な朝市の区域は二か所ありまして、
やや場所が離れているのですが、両方に足を運びました。
輪島の朝市でも思いましたが、野菜とかお漬物とかが多いので、
お土産に買って帰られるようなものってあんまりないんですよね。

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輪島の朝市の逞しいおかん達のキャッチセールスに比べると、
こちらは声をかけられることは殆どありません。
海外からの旅行客の方々も、結構多く見受けられました。
白川郷~高山の旅行って、確かに海外からのツアーでは、
利用しやすそうなコースではありますな。

有名和牛の産地

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

夕食は「ステーキハウスワンポンド」で頂きました。
でもこの時、町中でやたらと立ち食いしてしまいまして、
全っ然お腹が空いていなかったんですよね。
せっかくの飛騨牛、満腹のお腹で残すのは忍びなく、
泣く泣く一番お腹に負担がなさそうなシチューにしました。

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こちらは恐らく、普通の輸入牛でしょうね。
せっかく奮発する気満々だったのに、もー何やってんだ自分。

今日でなくちゃ

春(コミ)の青春18きっぷ旅行写真



お花の植え方が可愛い。これ、古道具屋でたまに目にしますよね。

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病院も町屋風。産婦人科さんだそうです。

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この看板を目にした時の興奮と言ったら、貴方……。

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野田秀樹氏の「贋作・桜の森の満開の樹の下」という舞台がありますが、
死ぬまでにこの目で観たいお芝居ベスト3に常時ランクイン&
ある意味自分の原点の一つでもある作品でして、
実はその主役「耳男」は「ヒダのタクミ」なんですよね。
残念ながらこの時期、まだ桜は殆ど咲いておりませんでしたが、
もしここで桜の満開を目にしていたら、
本気で感極まっていたかもしれない。いや、マジで。

川縁に植えられた桜が一本だけ、ちょっぴり花を付けておりました。
綺麗だなあと眺めていたら、傍のベンチに座っていたお爺ちゃんが、
「この桜は他のものと種類が違うから」と教えてくれました。

甘いのかさねた

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

休憩に可愛い町屋カフェ「喫茶去かって」に入りました。
食べたのは、九つの具が重ねられた和風パフェ「あまがさね」。
もっちりした食感のわらび餅が美味しかったです。

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二階のお座敷席、格子窓を見下ろしながら、ゆったりひとやすみ。
お座敷って、何でこんなに寛げるかなあ。

日本の三大美祭

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

商店街を歩いていると、商店街にアナウンスが流れました。
丁度、そのアナウンスをしている横を通ったので、
マイクを切った所で何の呼び出しををしたのかと聞いた所、
どうやらお神輿の飾り付けの呼び出しだったそうです。
全然知らなかったのですが、一週間後、
高山の有名なお祭りがあるんですね。その神輿の飾り付けだった模様。

「○○時頃、もう一度来てごらん」と言われたので、
ひと通り市内を散策した後、もう一度同じ場所へと向かいました。

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皆が足を止めて、お神輿を見上げ、写真を取っていました。
成程、そう言えば町中にも同じ様なお神輿の置き場があったな。

座り心地は良好

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

高山市内には古い町並みが残る保存区域がありまして、
そちらが観光の名所となっております。
白川郷を観た後だから余計そう感じるのかもしれませんが、
あまりにも観光用に整って見えて、なんだか不思議な感じです。

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連なる町屋も、その殆どがお土産屋さん。
普段観光地のお土産にあまり興味を持たない方なのですが、
これだけずらりとお店が並んでいると、
とりあえず入らなくちゃいけない気分になりますね。

飛騨高山は家具などの民芸品で有名ですが、
たまたま覗いたお店に置いていたダイニングテーブルセットの椅子が、
昨年我が家が奮発して買い替えたものと全く同じでびっくりしました。
そういや、家具屋のお店の人も、発注品で日数がかかるって言ってたな。
そうか、飛騨の職人さんのものだったのか。ちょっと親近感。

国産ビーフ使用

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

バスに揺られておよそ一時間、高山駅前に到着すると、
駅近くのホテルへ荷物を預けて、早速市内散策へ出発しました。
先ずは少し早めですが、お昼の腹ごしらえを。
ショップとカフェが併設しているお店「花水木」です。

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スイーツが豊富で気になりましたが、頂いたのは飛騨牛バーガー。
飛騨林檎を使ったソースが甘酸っぱくて、ちょっと変わったお味。
やや小ぶりではありますが、パンの歯応えはしっかりしてて、
お手軽値段で気軽に飛騨牛を食べられるのは嬉しいですね。

場所が判りやすくて、小洒落た外観で、入り易そうだからなのかな、
お店のお客さんの七割方が欧米系の旅行客でした。これ、たまたま?

朝と夜は肌寒い

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

空気の良い場所で、ぐっすり眠った翌日の朝ご飯は格別なのだ。
朴葉味噌、美味しいですよね。
春だと言うのにこの辺りはまだ朝晩が冷え込み、ストーブを付けていました。

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午前中、少しだけ早めに宿を出て、もう一度ぐるりと村を散策した後、
バスに乗っておよそ一時間、飛騨高山へと向かいました。
金沢から白川郷までは二時間半程だったかな?
でも道路事情なのかな、高山行きバスの方がえらく高くてちとびっくり。

この川のむこう

春(コミ)の青春18きっぷ旅行写真



この川の橋が、白川郷へと繋いでいるのです。

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何処か懐かしい、日本の原風景。

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この辺りでは、まだ雪が残っておりました。

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天井裏では、蚕が飼われていたそうです。

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マンホールも合掌造り。

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村には到る所に火の注意の看板と、散水栓が設置されておりました。
火に弱い合掌造りを守る為、火災に対する警戒意識が非常に高いのです。

古い民家に宿泊

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

この日は白川郷で一泊。合掌造りの家の民宿に泊まりました。
この宿泊先もお食事付き。

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そして土地の名産、飛騨牛も出たよ。贅沢だなあ。

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この日も、やたらと早く眠ってしまいました。
今回の旅行、何故かやたらと良く眠っていた気がします。
そう言えば、明け方に一度物音で目が覚めたのですが、
どうも窓のすぐ外に、四足の獣がいるっぽい気配がしてたんですよね。
案外、夕方の民家園でも見たけれど、狐だったりして。

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