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観光列車潮風号

夏の18きっぷ旅行メモ

巌流島からフェリーで門司港に帰ると、その足でトロッコ列車乗り場へ。
タイミングが良くて、切符を購入すると、五分くらいで列車が到着しました。
15キロ程度ののんびり速度で走りますが、車窓から外を見ていると、
線路脇でこちらに手を振ってくれる人が多かったです。
目が合った人の殆どが律儀に振ってくれたのが嬉しかったな。
多分、如何にも観光客っぽく、うきうき顔で乗っていたからだと思う。

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尚、このトロッコ列車の乗車券、そのまま割引券になったりもします。
門司港レトロの関連施設に入場の際に入り口で見せると、
案外な確率で値引きして貰えますので、是非活用をお勧めしますぞ。

二人の天才剣士

夏の18きっぷ旅行メモ

門司港駅に到着後、コインロッカーに荷物を預けてフェリー乗り場へ。
向かう先は、宮本武蔵でお馴染みの巌流島です。
その昔、吉村英治氏著作の「宮本武蔵」を読んだ後、
他作家さんの武蔵小説を貪り読んだ過去を持つ身としては、
矢張りここは外せなかった訳なのだな。

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島に渡っても、何があると言う訳ではありません、寧ろ何も無いです。
まあ、何も無いからこそ、決闘の場に選ばれたのでしょうね。
三十分もあればぐるりと回れるような小さな島なので、
ホントに武蔵に興味の無い人には、全く面白味のない所かと思われますが、
武蔵好きには非常に感慨深い場所なのですよ、うんうん。
ちなみに吉川「武蔵」は、剣豪小説の名を借りた恋愛小説だと信じています。

関門海峡こちら側

夏の18きっぷ旅行メモ

さて。関門人道を通って福岡到着。ここで衝撃の事実発覚。
ここからバスかトロッコ列車で駅に向かおうと思っていたのですが、
張り切って早めにホテルを出た朝のこの時間、まだ走っていなかったんですよね。
いいもん、朝食分のカロリーを消費するもん、ダイエットになるもん、
そう自分を励ましながら、開き直って門司港駅まで歩きましたよ、ええ、もう。

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歩いてどれぐらいだろう……20分ぐらいだったかな?
まだ、雲が多かったのが幸いでしたな。炎天下だったら溶けてたかも。
でもこのルート、綺麗に整備された遊歩道になっておりまして、
犬のお散歩をしている人も多く、港や街並みを眺めながら歩くと、
距離の割には思っていた以上に早く到着できたように感じました。
すれ違う地元の人と、朝の挨拶して歩くのも楽しかったです。

ちょっと息苦しい

夏の18きっぷ旅行メモ

ホテルを出て、バスで向かったのは、本州と九州を繋ぐ関門橋。
こちらに歩いて渡る事が出来る地下トンネルがあると聞いて、行ってきました。
エレベーターで地下に降りると、中はやや蒸し暑く、
三人が並んで歩ける程度の幅で、トンネル特有の妙な圧迫感があります。
歩いて15分くらいの長さかな?ウォーキングの人も結構いらっしゃいましたね。
てくてく進むと、中央部には県境ラインが。線を跨いで立つのはお約束ですな。

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今ここでトンネルが崩れれば、地震になったら、火災が起きたら……
などと不吉な妄想をしながら、平和に向こう岸に到着。
そしてエスカレーターで地上に上がると、そこはもう九州でした。

名物ですからね

夏の18きっぷ旅行メモ

二日目(山口・下関~福岡・門司港~佐賀・伊万里へ)

朝、朝食はホテルにて、特別メニューのフグ雑炊を食べました。
折角だし、せめて一食ぐらいは食べなくちゃいけない使命感に駆られたのです。

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朝から暖かいご飯は、ほっとしますな。
振り返ってみると、これが今回の旅程中、唯一のホテルの朝食でした。

ちなみにナイトダイビングをすると、動きが遅くて寝惚けたフグは、
素手で捕まえる事が出来ます。こう、そーっと背後に近付いて、ひょいってね。

とりあえず魚介類

夏の18きっぷ旅行メモ

夕方、漸く下関駅に到着。
一日で佐賀まで行けなくはないようなのですが、
念の為延着のリスクを避け、今夜はこちらで一泊する事にしました。
到着駅の観光案内所でパンフレットを貰い、ホテルに荷物を置いて、夕食へ。
フグが有名な土地ですが、残念ながら今はシーズンじゃないし、
特に食の下調べをしていなかったので、適当に目のついたチェーンの居酒屋に。

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本日のお勧めより、鰹のタタキ。臭みが全く無くて、凄く美味しい。
ゆず酒と、つき出しと、サービス小鉢と、かき揚げと一緒に
ほくほく御機嫌さんで頂いていると、
何故か「これは厨房から、お客様に差し入れです」と、
サーモンのカルパッチョを御馳走になりました。
え?なんで?いいの?誰かと間違われたとか?他の客のミスオーダー?
いっそ、騙されているとか?<心さもしいな
それとも、美しさは罪?<すいませんごめんなさい言ってみたかっただけです

勿論、有り難くご馳走になりました。サーモン大好き。
美味しかったー、ありがとうございました。

駅弁のマジック

夏の18きっぷ旅行メモ

一日目(関西~山口・下関へ)

朝、出勤タイムに家を出発。この日はまるっと一日、移動のみに費やしました。
瀬戸内海に面した線路を、延々と、延々と、そりゃもう延々と乗り続けます。
乗り換え時間が3~9分というタイトなダイヤの中、
唯一姫路駅で20分程の時間待ちがあったので、そこでトイレ休憩と駅弁購入。
美味しそうなのがいっぱいでしたが、ここは姫路駅名物「あなごめし」に。

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柔らかいあなごとほんのり味付きご飯が良い感じ。もちっと野菜が欲しいかな。
駅弁ってデパートやスーパーの催しで売られているのを見ても、
特別美味しそうに思えないクチなのですが、
新幹線に乗る時とかこんな旅行中になると、妙に食べたくなるんですよね。
移動の車内、スマホで御当地駅弁を検索&チェックしてましたよ。
<そんな事より、泊まるホテルを探せ

夏旅行に行くのだ

旅行より帰って参りました。すっごく楽しかったー。
当初は原稿の為にとの休みだったのですが、結局イベント参加を諦めたので、
落ち込んでいてもしょうがない、充電&気分転換へ費やす事にしたのです。

行き先は、以前から一度はと狙っていた、佐賀県の伊万里&有田。
九州のフリーパックツアーを申し込もうとネット検索しましたが、
佐賀宿泊はあるのですが、伊万里と有田がどうしても見つからないのですよ。
こうなったら仕方無い、丁度時期が重なっているじゃないか!
と言う事で、春に引き続き、今回も18切符でチャレンジする事に決定。

何せ、旅行を思い立ってから、直ぐの出立だったので、二日で日程を組む事に。
既にスタートラインに立つ前から、ドタバタな幕開けと相成りました。
相変わらず計画性がありません。常に思い立ちの土壇場人生、歩んでおります。

期間限定の青春

さて。これにて、18切符は全て使い切りました。
面倒臭がりの自分に活用できるのか?と懸念しておりましたが、
出無精よりも貧乏根性が勝った模様ですな。

今回の利用で学んだことの、個人的覚書。



・食べ物と飲み物の確保
乗車前に飲み物購入は必須。缶は飲みかけを鞄に入れられないから駄目。
食べ物も、タイミングを逃すといつ買えるか判らなくなるので、
ちょっと小腹を誤魔化せる程度のお菓子を持っておくとよし。
トイレ付き車両は意外にありましたが、車内売店のある車両は無いからな。

・こまめなトイレ
乗り換え時間に余裕がある時は、とりあえずトイレに足を運ぶ。
今回利用した路線でトイレ付の車両は、思った以上にあって安心でしたが、
ただ、乗車時にトイレに行くと何故か酔ったりするんですよね。
新幹線然り、夜行バス然り。なんでかな?

・モバイル必須
家で印刷した時刻表を持参はしたけれど、予定はいつ変わるか判らないし、
小心者所以、何だかんだとこまめにチェックしてしました。
今何処?次は何駅?って時も、地図の現在地機能を使って確認してました。
今までここまでスマホを使った事があるだろうか?レベルで大活躍でしたぞ。

・時間潰しグッズ
個人的にはipodとポメラで充分事足りましたが、
電車で酔わない体質だったら、本を持参していたと思います。
携帯のゲーム機器もお勧め。多分、あっという間に時間が過ぎると思う。
多分、同じ18切符利用者らしき人で、ipadを見ている人も結構見ましたね。

・下半身が楽な服装
座ってばっかりだろうし、足がむくむだろうし、胡坐かきたくなるだろうしと、
ゆる系の幅広のガウチョパンツと脱ぎ履きしやすいショートブーツで行きました。
ぴったりした生地の硬めのジーンズは、結構足に辛いと思う。
がらがらの時とか人目を隠せそうな時は、座席に胡坐かいてました。



今回の利用は、18切符マスターから見れば勿体無い使い方かもしれないけれど、
使用法は人それぞれだし、初心者にはこんな無難路線で充分ですよね。
また機会があればチャレンジしたいな。九州とか青森とかも行ってみたいぞ。

江戸のおかげ参り

伊勢旅行メモ

休憩後は神社前にある、おはらい町通りとおかげ横丁をのんびり散策。
昔ながらの由緒正しき、門前町なんだろうな。
古い街並みを再現していて、ちょっとしたテーマパークみたいです。
郵便局のポストも、ほらこの通り。

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お土産を買って、ぶらっとした後は、バスで駅まで向かいました。
中途半端な時間に到着してしまい、コンビニで肉まんを購入、
駅のベンチで食べ終わって少ししたら、良い感じに乗車する電車が到着。
帰路は延着も無く、予定通りの時間に自宅に到着しました。お疲れさま。

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