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小さな島めぐり

2016年瀬戸内アートの旅・10

2日目(豊島)

ぐっすり眠ったおかげで、朝はすっきり起きられました。
ホテルの送迎車でフェリー乗り場まで送って頂き、
出航を待ちの間に、コンビニで買ったおむすびとお茶で朝ごはん。
フェリーに乗って向かう先は、小豆島のお隣、豊島です。

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豊島は小さな島で、電動自転車で回る方が良さそうだと思ったのですが、
当日レンタルサイクルはまあ何処も見事に予約のみで終了。
訓練された芸術祭トラベラーは、みんな抜かり無いですな。

島内を巡るバスがあったのでそれを利用しましたが、利用には注意が必要。
ここのバスには一日利用券が無いので、一回の乗車ごとに料金を取られます。
一停留所分でも、間違って乗ったとしても一律同料金。結構嵩みます。
夏で暑い時期だったし、坂道が多めなので楽なのはバスですが、
豊島を効率良く巡るなら、レンタルの自転車かバイクが一番良さそうです。

オリーブの温泉

2016年瀬戸内アートの旅・9

日が暮れ始める時間になったので、バスに乗って土庄東港のホテルへ。
バスの窓から見上げると、空にひつじ雲が群れを成していました。

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ホテルのお風呂は温泉。オリーブの湯と呼ばれてて、ややぬるっとしてました。
この日は温泉に入っている時点で、かなり眠くなってしまいまして、
風呂上り、9時頃には気を失うレベルで直ぐ寝てしまいました。
そういえば出発前日、荷造りに追われて殆ど眠っていなかったよな。
旅行に行く時は大抵、徹夜で準備をして、眠らないまま出発するのがデフォです。

シマのゴハン屋

2016年瀬戸内アートの旅・8

少し早目ですが、「セトノウチ 島メシ家」にて夕ご飯を食べました。
女性が足を運びやすそうなお店で、四種のデリが選べるセットをチョイス。
素朴なお惣菜ばかりでしたが、さっぱりしたものが多く、
暑い中を歩いていたので、どれも食べやすくておいしかったです。

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タコと大根おろしのポン酢和えが、やけにおいしかったな。
建物もシンプルで小奇麗で、ゆったりとしたお庭がすごく綺麗。
立地的にも足が運びやすい、名物になりそうなショップですね。
中途半端な時間に足を運んだからすんなり入れましたが、
シーズン中はかなり人が多いんじゃなかろうか?

リアル脱出的

2016年瀬戸内アートの旅・6

土庄本町は、別名迷路の街。迷います。マジ迷います。



土庄本町のアート巡りで、その中心に位置するMeiPAM。
この建築物の壁面の模様は、街の地図にもなっているそうです。

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この地域には沢山の作品が展示されていて、見応えがありました。
古い家屋を改造した作品が、アトラクションみたいで面白かったな。

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途中でブイで作ったお地蔵さんがあって、それを目印に歩いたのですが、
あれトラップです。関係ありません。空を見上げて、本気で途方に暮れました。

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迷って、とりあえず元の場所に戻ろうとするのですが、それが出来なくなります。
海賊から守る為、海の島風から守る為、入り組んだ町並みになったそうですが、
リアル迷宮を味わえた気分でした。多分、好きな人にはたまらないだろうな。

和菓子屋で休憩

2016年瀬戸内アートの旅・7

この地域に展示している作品を回り、そしてちょっと一休み。長栄堂さんです。
醤油シュークリームなるものを見つけ、非常に気になりました。
店内に椅子とテーブルもあるので使わせて頂いたのですが、
まだまだ暑い日差しの中、旅行用の荷物を持って歩き回っていたので、
一緒に頂いた冷たいお茶がかなり嬉しかったです。

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シューはサクサクしてて、クリームはほんのりと醤油風味を感じる程度ですね。
クリームは甘過ぎることも無く、夏の暑い時期でも美味しく食べられました。

アートな島巡り

2016年瀬戸内アートの旅・5

さて。ここで瀬戸内芸術祭についてのご案内を。

瀬戸内の島々に点在する作品を巡る、この国際的なアート祭。
一部は閲覧無料ですが、それ以外は基本的に有料となっています。
芸術祭には5000円のパスポートが販売されており、
それを提示すると、基本的に全ての作品が閲覧可能になります。
一部の施設での優待割引などもあるので、かなりお得になります。

点在する作品の近くには、一部を除き、ボランティアスタッフさんが駐在し、
各要所となるところには、案内相談が出来る窓口も設置されていて、
島の巡り方やバスやその他地域の案内も気軽に聞くことが出来ます。

この瀬戸内芸術祭は、三年ごとのペース? で開催されております。
第一回開催の際に劇団維新派が参加したのでたまたまこの芸術祭を知り、
以来ごく一部ずつではありますが、気が付けば毎開催観に行っております。
関西在中の自分的には、比較的足が運びやすいってのもあるからでしょうね。
気軽にアートを楽しめ、面白い発見もあり、気さくな島の人々にも触れ合え、
日常からほんの少しだけ離れたような気分が味わえるこのイベント、
興味のある方はかなりお勧めいたします。

海峡ひとっとび

2016年瀬戸内アートの旅・4

土庄港のフェリーターミナル周辺にある展示物をぐるりと見て回った後は、
バスに乗って小豆島の中心地のひとつ、土庄本町へと向かいました。
こちらには展示物の他にちょっと変わったスポット、土渕海峡があります。
説明によると、世界一幅の狭い海峡として、ギネスにも乗っているそうです。
直ぐ傍にある役所では、海峡を渡った記念証明書も発行しているそうです。

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小さな町ですが、小豆島の展示物が集まる一角でもありまして、
お店なども密集しているので、作品閲覧と街歩きが楽しめるエリアでした。

オリーブリング

2016年瀬戸内アートの旅・3

小豆島、土庄港に到着。先ずは、フェリーターミナルの窓口へ。
とりあえず、観光案内用の島の地図とバスの時刻表を貰い、
少し離れた場所に待機されていた芸術祭のスタッフさんから、
瀬戸内芸術祭のパスポートを購入しました。
フェリーターミナル内にも作品が既に展示されております。

少し移動した場所には、今や小豆島のシンボル的オブジェ、
「太陽の贈り物」も展示されておりました。

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てか、これって瀬戸内芸術祭の作品の一つだったんですね。

うどん県の洗礼

2016年瀬戸内アートの旅・2

バスでフェリー乗り場に着くと三十分ほど待ち時間があるようだから、
港の待合場所で昼食を食べるつもりでおりましたが、甘かった。
渋滞するような場所じゃなさそうだと安心していたのですが。
途中小学生の下校の一団が乗ったり、足腰の弱いお婆ちゃんが乗ったりと、
予定時間を大幅に遅れて港に到着し、慌ててトイレに行って、
チケットを購入し、フェリーに乗り込んで十分ぐらいで船が出港。
結局お昼ご飯は、フェリー内の売店でうどんを食べました。

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尚、フェリー内の軽食メニューは、きつねうどんのみという潔さ。
流石は香川県行きのフェリー。うどん県の本気を早々に体感しました。

ネコミミな電車

少し前ですが、瀬戸内国際芸術祭2016、夏季開催に行って参りました。
前々回は犬島、前回は直島&男木島&女木島等を攻略していたので、
今年は今まで足を踏み入れたことの無かった場所、小豆島&豊島へ。
実は最初は沙弥島を狙っていたのですが、春季のみだったんですね。
西側の島々は、また次回にチャレンジしてみたいですな。

てなわけで、相も変わらず行き当たりばったりな旅行メモ。
書き出すと長くなるし、今回はどうしようか……とも思いましたが、
まあ折角行ったし、楽しかったし、記録的な意も含め書き残しておきます。
尚、作品のネタバレがあるかもしれないので、ご注意ください。

2016年瀬戸内アートの旅・1

1日目(家~小豆島)

旅行出発の恒例の如く、準備に追われて睡眠時間は1時間の寝惚け頭で出発。
まあ、どうせ電車で寝るから大丈夫……と思っていたのですが、甘かった。
金券ショップで一枚だけ買っていた青春18きっぷを利用したのですが、
出発時間が平日のラッシュタイムにずばり被ってしまった為、
最初の列車から乗り換えて次の電車も含め、ずーっと立ちっぱ。120分位かな。
睡眠不足でへろへろしながら姫路方面へ向かい、なんとか目的地岡山に到着。
今回、18きっぷ利用はここまでです。あんまり活用できなかったな。

岡山駅からはバスに乗って、新岡山港へとに向かいます。因みにこの岡山港、
過去に何度か利用しましたが、いつもバス乗り場を間違えるそんなミステリー。

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途中、すれ違った路電に耳が付いてました。たま電車。

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