甥っ子君との思い出作り&夏の18きっぷ旅行
入場を済ませ、「仮面ライダーウィザード」のショーを観ました。
先程の大劇場ではなく、フリースペースに舞台と椅子を設置した会場で、
見やすさと座り心地は劣るのですが、役者との距離も近くて、
規模は勿論全然違うのですが、ちょっと小演劇を彷彿とさせます。
舞台としては、やっぱりこちらも「大変だわ、これ」ですね。
特にこちらは天井が低い中で、アクロバットしたり、剣を振り回したりと、
役者さんはかなり気を使わなくちゃいけなかったでしょうね。
面白いのが、戦隊ヒーローと違い、こちらは「変身」があるんだよな。
スタイルチェンジなので、ヒーロースーツの色が変わるのですが、
これがなかなかバラエティに富んでいて、上手な見せ場となっておりました。
基本は一旦引いて、そしてスタンバイ済みの役者登場……ではあるのですが、
カッコ良かったし、おおって思ったし、特に最終形態での変身は、
手品みたいでびっくりしました。あれ、ホントどうやったのか知りたいぞ。
あと、舞台の進行役を務めたショッカーさんが、アドリブも上手くて、
発声もしっかりしてて、見てて安心感もあって、すごく印象に残りました。
ヒーローショーはストーリーにあまり拘る必要がない分、
演出に力が入っているのかな……というのが、この二本からの感想。
そして通常の舞台以上に、見えない所で神経が使われているなと感じました。
そうなんだよね、結局舞台って、見える所じゃなくて、見えない部分も、
気付かない部分も、悟られないように徹する部分もあって。
そして、それぞれの役割があって、気配りがあって、努力があって、
沢山の人達が支えた上で、初めて成り立つんだよな。
そんな当たり前を、改めて思い知らされました。
勢いではありましたが、今回観て本当に良かったな。
子供の夢を作るショーを支えた全ての皆さんに、心からの敬意を。