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オリンピックのスポーツ繋がりということで。
昔、読んだ少女漫画をふと思い出し、ネット検索。
かなり昔のものだし、確か友人に借りて読んだんじゃないかな? 
全く自信はありませんが、調べたところ、多分「光の伝説」だったっぽいです。
それを、おぼろげ&適当な記憶と妄想でパロってみます。
恐らく、いろいろ間違っています。でもこれ、アニメ化もされてたんだな。

ジャンル要注意。
以下ヘタリア、ギル菊です。



本田菊
天性の才能を持ち、新体操の道を進むために、体操強豪高校へ転入。
同じ学年で体操部のルートヴィッヒにひそかに憧れている。

ルートヴィッヒ
菊と同じ学校の同級生、ムキムキで男子体操部のホープ。
フェリシアーノとは幼馴染で、家族同士の仲も良い。

フェリシアーノ
菊と同じ新体操部で、天才と呼ばれて注目される実力者。
体が弱く、何かと幼馴染のルートヴィッヒに支えられることが多い。

ギルベルト
ロックバンドを組んでいて、目つきが悪いので、一見強面。
父親譲りの音楽の才能を持っており、ロック歌手を目指している。

そんな設定……だったような気がします。マジうろ覚え。
転入したてで戸惑う最中、同じ学年のルートに親切にされつつ、
天才選手と呼ばれるフェリちゃんと仲よくなりつつ、
着実に新体操の実力を高めていく菊さん。
そんなある日のお昼休憩。

ギ「なあ、あんた……本田菊。ちょっと話がある」

教室に顔を覗かせるのは、上の学年の銀髪でガラの悪い先輩、ギルベルト。
今まで全く接点のなかったギルに呼び出され、なんだか恐そうだし、
不良っぽいし、びくびくしながら校舎裏についていくと。

ギ「あんたの音楽、俺に作らせてくれ」

ギルはたまたま校内で目にした、菊の新体操の演技に一目惚れしたのです。

ギ「あんたを一番綺麗に見せてやれるのは、この俺様だ」
菊「でも、貴方の音楽って……」

ギルがギンギンのロックバンドを組んでいるとの噂は、校内でも有名。
新体操とロックとではあまりにジャンルが違うので、からかわれたと解釈します。

フ「えー、菊、ギルベルトにそんなこと言われたんだー」
菊「フェリシアーノ君、彼をご存知なんですか?」
フ「知っているもなにも、ルートのお兄ちゃんだよ」
ル「すまん、菊。兄貴は悪い奴じゃないんだが、口が悪くて誤解されやすくてな」
フ「でもすごいじゃん。それ、いい話だと思うよ」
菊「だけど、ロックで新体操は踊れませんよ」
フ「大丈夫だよ。ねえ、ルート」
ル「ああ、あんな兄だが、音楽に関しては俺と父が保証する」

実は、彼らの父親は、世界的に有名なクラシック奏者。
なのでギルは、歌は勿論、各種楽器演奏にも精通しております。
放課後の菊の練習中、黙って体育館に入ってきたギルベルトが、
たまたま近くで練習していた吹奏楽部の楽器を借りて、
テープの代わりにヴァイオリンを演奏してみると。

菊「(……えっ? すごく踊りやすい)」

こうして、ギル菊の新体操コンビが生まれます。
ギルは菊のイメージに合わせて作曲し、本番での生演奏も引き受けます。
意外に器用なギルは、フルート、ギター、ピアノ等の楽器も難なくこなし、
菊の新体操の幅も格段に広がっていくのです。

ル「兄さんと菊は、誰も入り込めないぐらいに素晴らしいパートナーだ」
ギ「……でもあいつ、お前が好きだぜ」
ル「……ああ」
ギ「んでもって、お前もあいつが好きなんだろ」
ル「……そう、かもな」

元より弱かった体を壊し、倒れて病院に運ばれるフェリちゃんとか。

菊「大丈夫ですか? フェリシアーノ君っ」
フ「うん、平気。わざわざ来てくれてありがとう、菊」
ル「無理するな、フェリシアーノ。今日は俺が付いているから」
フ「えへへ……ごめんね、ルート」

フェリちゃんと菊さんの、互いをリスペクトし合うライバル関係とか。

菊「すごい……すごいです、フェリシアーノ君っ」
フ「次は菊の番だよ。俺は君が追い付いてくるまで、待っているからね」

新たなライバルや、自分への限界や壁とか。

王「お前の技や個性なんて、我ならすぐにコピーできるあるよ」
ロ「これからお前は、追う側から追われる側になるってことだよ、チギー」
菊「代表っていう言葉が、こんなに重たいだなんて……」

四人それぞれの切ない恋の行方とか。

フ「ルート……俺、怖いんだ。死ぬのが怖い」
ル「分かっている、フェリシアーノ」
菊「昔から気付いていたんです、いつかお二人がそうなるってことはっ」
ギ「だったら、俺を憎めばいいっ」

そして、新たな悩みや、今までと変わる環境や。

菊「プロデビュー、ですか?」
ギ「おう、来月レコーディングでアメリカに行ってくる」
菊「おめでとうございます……凄いですね」
ギ「まあな。だから、その、今までみてえにはいかなくなるけどよ」
菊「ええ、分かっています(ギルベルト君が、遠くに行ってしまう……)」

だけど、変わらないものだってある。

ギ「ばあか、んな顔すんなよ」
ギ「心配すんな。お前の曲を作るのは、俺様以外にいる訳ねえだろ」
ギ「だからお前も、俺の作った曲以外で踊るんじゃねえぞ」
ギ「お前の良さを引き出してやれるのは、俺様だけなんだからな」
ギ「俺が、お前を世界一綺麗に見せる音楽を作ってやるよ」

そして菊は目指す。世界の頂点へ……!



ちなみににょたは一切含まれていない妄想です。脳内では男子新体操。
そして、その他の選手の総評

加代表マシュー・彼にしか表現できない独特の透明感のある演技
芬代表ティノさん・演技になると普段と雰囲気が変わって小悪魔的に
墺代表ロデさん・音楽と一体化した品のある優雅な表現力が特徴
中国代表王さん・器用で他選手の技や良い所を取り入れるのが上手
米代表アル・チアの動きを取り入れ、パワフルでノリの良い演目が多い
他にも、手具の扱いが巧みなバッシュさんとか、体が柔らかい印代表とかね。

女性の動きも綺麗でときめきますが、男性の動きのパワフルさも素晴らしい。
とある方向性で有名な某高校の男子新体操の演目(これとかこれ)を、
是非、菊さん、アル、フラ兄ちゃん、親分辺りを中心にやってほしい。真顔で。

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