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ロシアンマイム

観劇メモ、「スラバのスノーショー」を観て参りました。

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過去に幾度かシルクドソレイユの公演を観に行ったことがありますが、
実はその中で一番印象に残ったのが、「アレグリア2」のラストのクラウン。
そのクラウンの舞台と聞いて、今回興味を持って足を運びました。
失敗したのが、体感型舞台なのに、うっかり二階席を取ってしまったこと。
チケットを一気に購入した中の一つなので、節約心が動いちゃったのですよ。
会場の入り口には、劇場内のスモーク&大雪&強風注意報。

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内容は、笑いよりも雰囲気重視のクラウンマイムです。
シルクドソレイユ参加のクラウン、観客一体型舞台との煽り文句、
且つ夏休みという時期も重なった為か、家族連れも沢山いらしていました。
ただ、美しいビジュアルや、クラウンのイメージが持つ
何処となくもの悲しさと哀愁漂う世界観は良いのですが、
ロシア系独特のトーンの低さがあり、ある意味観念的な側面もあり、
子供が手放しで楽しめる舞台……とはあまり思いませんでした。
とは言え、客いじりや、変わった仕掛けもふんだんに盛り込まれ、
観客も一体になって楽しめる要素は充分に詰まっております。

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ラストは、写真撮影も席移動も可。一階席に走って移動したよ。
間違いなく良い舞台なのですが、でもなぜだろう、微妙に物足りなさが残ります。
来日公演の舞台って時間が短いから? 感性が違うから? チケットの高さ?
そういや、以前「ドラムストラック」を見た際にも近いものを感じましたな。

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