記事一覧

こうも解釈可能

本家さまの竹林ショックが吹き荒れる中、
自分以外にもここに注目した人がいるはずだ! と妄想してみました。

以下、妄想。ジャンル違い要注意。
ヘタリア、普日、本家さまの俺様コンサートネタです。



受けたショックはひとまず心の棚の上に置いといて、
何気に気になったのが、ベルリッツ君が師匠に施された
ドラゴン(脳内では仮面ライダーのドラゴンスタイルの変身音で再現される)衣装。
これって、以前祖国が、綺麗にふりふりさせた子ですよね。
師匠がそれを見て、自分流にやってみたのかなーと思ったのですよ。

ふりふり衣装のベルリッツ君を発見するプロイセン君。

プ「ぷっすー、なんだよこれ、ちょ、ヴェスト、おまえがやったのかよっ」
ド「日本が汚れたベルリッツを洗った時、着せてくれたことがあってな」
プ「へ? なんだよ、あいつ、こっちに来ていたのか?」
ド「プレゼントしてくれたし、折角だから……その、俺はKAWAIIと思うが」
プ「ふーん……てか、相変わらず、妙な所に凝るよな、あいつ」
ド「いや、その、日本では人気があるようでな、こんなのも売っていたんだ」

いそいそとドイツさんが見せるのは、日本で買った犬用の服。
サッカーユニフォームとか、マシュマロパーカーとか、着ぐるみとかね。
因みにドイツさんお気に入りの逸品は、黒い忍び装束、
安心と信頼の日本製、黒のほっかむり付セット。

ド「先日、日本に会議に行った時、ショップに連れて行って貰ったんだ」

種類が豊富で、服だけでなく、いろんなグッズも沢山あったぞ。
流石は日本製だな。作りもしっかりしていて、いろんなスタイルがあったな。
生真面目な顔で、はにかむドイツさんに、なんとなく面白くないプロイセン君。
なんだよ、こいつら。俺様のいないところで、二人楽しくデートかよ。

てな訳で、師匠なりにチャレンジしてみた結果だったのだよ。あの衣装は。

プ「あいつを脅かしてやるぜー」

犬に服を着せる本場ってんなら、絶対これも気に入る筈だよな。
コスプレっつーのも好きだし、写真を撮ってメールで送ったら食いつくだろうな。
ブログにも乗せて、俺様コーディネイトを自慢してやるぜ。

プ「ほら、写真撮ってやるから、じっとしてろよ」

動くなっての。小鳥のようにカッコ良く写真撮影してやってんだぜ。
長時間重たい衣装を着せられて、動かないことを強要されたので、
この時点でベルリッツ君ストレスMAX。
そんな中、わしわしと力任せに頭を撫でられたものだから、
思わず腹が立って噛んじゃったんですよ。
日本に来て、その時の写真を見せながら、その顛末を祖国に話すプロイセン。

日「それで、その怪我ですか」
プ「あいつ、ヴェストの言う事は聞くのに、俺様には反抗するんだぜ」

ぶーぶー唇を尖らせながら、噛まれた手を見せるプロイセン。
これはちょっと治りが遅いかもしれませんね、と心配する祖国。

日「プロイセン君は、力任せに頭を撫ですぎるんですよ」
プ「そんなことねーよ」
日「ドイツさんも言ってましたよ。もっと力を加減して欲しいって」
プ「そんな力入れてるつもりねーけどなあ」
日「髪がぼさぼさになっちゃうんですよ、プロイセン君の撫で方は」

ドイツさんはいつも髪をオールバックに固めているし、
外出中にくしゃくしゃにされると困りますから。
ベルリッツ君だって、折角綺麗な毛並みを乱されると思ったんでしょう。
頭を撫でられるのが嫌な訳ではないのですよ、もっと優しくして下されば。
言われて見ればそうかも……と、わきわき自分の手を眺め、祖国を見て。

プ「おい、ちょっと、練習させろ」

そういって、祖国の頭を撫でる師匠。丁寧に、丁寧に。優しく、優しく。
そおっと、髪を乱さないように、真剣な顔で頭を撫でる師匠に、照れる弟子。
イケメンに至近距離で、真顔でいとおしそうに頭を撫でられるって、
なんなんですかこれ。新しい羞恥プレイですか。
気恥ずかしくなって、つい顔を赤くする祖国に気が付き、によっと笑う師匠。

プ「なんだよ、お前。何照れてんだ」
日「照れている訳じゃありませんけど、その……」
プ「そんなに俺様に撫でられて嬉しいか?」

頭の上の手が降りて、頬を包むように撫で、耳朶をなぞり、
目元をくすぐって、ぷにぷに唇を突いて、手の甲で顎をさらりと掠め。

プ「おーおー、顔真っ赤。おもしれー」

お前、俺様の事好き過ぎるだろ。
によによしながら調子に乗って、唇を寄せようとするプロイセンに、
かちんとした祖国がかぷりとその手に噛みつきます。

プ「いってーっ!」
日「……そんなことだから、こんな感じにベルリッツ君に噛まれたんですね」
プ「あいつが噛んだところと同じ場所、噛むんじゃねえよっ」
日「自業自得ですっ」
プ「ほーお。人に噛みつくような犬には、躾が必要だよな」

以下、貴方の予想通りの展開に。

プ「デカいのは、俺の魅力がわからねーようだな」
ド「また変なちょっかいかけたんだろう、全く……」

ヴェストには言えねえよなーと、さり気なく手を隠す師匠。
祖国に無体しちゃったとか、バレたらやべえよなとか、実は三角関係とか。

現役国だって、国の状態で風邪を引いたり、体調を崩したりするんだもん。
本人がよくわからない中、怪我が治り難かったりする時だってあるさ。
中二病を患う師匠が、間違った方向に勘違いしていても不思議じゃない。

日「一週間ぐらいで治りが遅いって……プロイセン君は若いですね」

いえ、歳を取ると、怪我の治りが遅くて。若い方はそうなんですよね。
笑顔なお爺ちゃん。頑張れお爺ちゃん。
自分に都合良く解釈するの、相変わらず超得意です。

コメント一覧

非公開 2014年11月06日(木)02時04分 編集・削除

管理者にのみ公開されます。

cotton 2014年11月07日(金)23時06分 編集・削除

こんにちは、ドロシー子さま。

とり急いだ小ネタではありますが、楽しんで頂けて嬉しいです。
ベルリッツ君のドラゴンコスプレは、最初からものっそい気になってしまった箇所でして、
師匠の怪我のくだりも含めて、世間様とは斜め向こうに外れた妄想が滾っております。
ちゃんと練り直して、書き上げてみたいネタですね。
恐らく、pixv等で拝見する皆様の作品とは全く趣が異なりそうですが……相変わらず外しております。スイマセン。
因みに、ドロシー子さまの予想する展開で間違いございません、間違いございませんとも。(爽やかな笑顔)

こちらこそ、わざわざのコメント本当にありがとうございました。