母「ごめん。夕飯、お願い」
基本的に仕事が休みの時は自分が作っておりますが、
この日は珍しく、母が自分で「今日は作るよ」って言ったんですよね。
まあ、いいけど。でも夕方にいきなり、なんか突然だな。
不思議に思いつつ台所に入ると、何やら毛糸で鍵編み物を始める母発見。
何故編み物? 聞くと、どうやら急に甥っ子君に帽子を強請られた模様。
甥っ子君のテディさん用のね。
実はボタン付けも面倒に思うくらい、お裁縫関係は嫌厭しがちでして、
うん、流石にこれは代われないわーと、素直に夕食作成に勤しみました。
せっせと台所で帽子を編む母の隣、仲良く並んで出来上がるのを待つ二匹。
換気扇がを回しているので寒かろうと、ブランケットを掛けたよ。
二匹と母に背中を見守られながら、その日は夕食を作りました。
お魚を焼く際には、匂いが付かないようにお隣の部屋に避難させたけどね。
この二匹、甥っ子君は「ダッフィーさん」と「くまさん」と呼んでおります。