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お嬢さまと執事

ツイッターのトレンド入りワードに出た……との某ニュースを見て、
暇潰し的に昼休憩時間にアニメ「ファイアボール」の動画をスマホで視聴。

いや、すごい。びっくりした。面白い。

しかもこれがディズニーアニメだなんて、二度びっくり。
こんなのあるんだ。てかこれ、アメリカ人の感性じゃないよね? と思ったら、
日本人制作と知り、深く納得。このテンポは日本人ならでは、だろうな。

シュールな笑いは勿論、小劇団演劇を彷彿とさせる間の取り方や言葉選びとか、
舞台っぽい「スケールが広い世界観ながらも閉鎖された空間」でのやりとりとか、
何処までも投げっぱなしな謎とか、どれもかなりドツボに嵌りました。
不思議と繰り返して観たくなる映像で、さり気なく含まれた小ネタに気付くと、
ふおおお……と思わず声が上がってしまいます。凄いな、これ。
台本が欲しいと思ったのは、野田秀樹氏の「贋作・桜の森……」以来かも。

特に随所に様々な暗喩と繋がりが散りばめられていたチャーミングの最終回は、
「こんな話を文章で表現したい!」と、とても刺激を受けました。
「アイのない世界」とのタイトルも、愛、哀、I、eye(見えない)、AI……、
幾らでも深読みできて、個人的には「失くした1/2」レベルに秀逸タイトルかと。
愛、だとしたら、恋のポエムも詠まれるお嬢さまには寂しい世界ですよね。

ドロッセルお嬢さまのビジュアルも、チャーミング含め、どちらも好き。
普日ドールは思わなかったのですが、こちらのフィギュアは欲しくなりました。
新作記念に再販してくれないかなあ。ヤフオクに手を出しそうな自分がいるよ。

細かく書き出したらネタバレになりそうなので、とりあえずここまで。
かなりブームに乗り遅れたので今更感たっぷりなのでしょうが、
秋に放送予定の新シリーズ「ユーモラス」、今から非常に楽しみです。

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