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見た目に反して

満を期して、ピエールドゥロンサールさん、レポ。
我が家最古参のバラ鉢なので、今更レポというのも不思議な気分。

<基本データ>
産出国・1987年 フランス(メイアン)
ラージフラワードクライマー・返り咲き・微香
大輪・カップ咲き・クリーム地にピンク

我が家に着た頃は、大苗だったのか新苗ったのか……全く記憶に非ず。
今年の冬の剪定時にがっつりカット。蔓は殆ど伸ばしておりません。

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白に内側がピュアピンクに染まる、かなりロマンティックなカラー。
香りは微香。でも、店頭販売で付属されているタグには何故か
「豊かな香り」との記載があります。あれ、全くの詐欺ですから。要注意。

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花姿は整っており、開き切ると同時に散るように思います。
俯きがちなディープカップ咲きで、華やかなくせに奥ゆかしいお姫様。
一応一季咲きですが、株が充実すると繰り返して咲くこともあるそうです。

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数年ごとに植え替えだけはしておりましたが、それ以外は本気で放置、
黒星病で葉を散らすことはあれど、うどんこ病にはかかったことがなく、
虫にもしゃもしゃされても、毎年ちゃんと花を咲かせてくれておりました。

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乙女な見た目に反し、丈夫、病気知らず、発育旺盛。三拍子揃ってます。
あまりに放置し過ぎて、それでも毎年健気に咲き続けてくれておりまして、
流石に申し訳ないとバラ栽培に目覚める切っ掛けになったのがこちら。

ファイル 2486-5.jpg



バラ園が有名なお寺に行った際に、お土産気分で購入した最古参のバラ株。
バラに嵌った切っ掛けになった、いろんな意味で原点の品種です。

ピエールドゥロンサールは、フランスの詩人の名前。別名エデンローズ。
夢見るように可愛いくて、この花を綺麗と思わない人はいないでしょう。
バラを育てたいけど何が良い? という方には、こちらをお勧めします。
先ず失敗しません。実体験済み。栄誉殿堂入りの看板は伊達じゃない。
今年もベーサルシュート? が二本、顔を出しておりました。

今振り返ると、最初にお迎えしたのがピエールさんで本当に良かったな。
でなきゃ、絶対すぐに枯らして駄目にしちゃっていただろうし、
こうしてバラ栽培に目を向ける切っ掛けも無かったでしょう。
長いお付き合いをしておりまして、いろいろ不勉強も目立ちますが、
どうぞこれからも末永くよろしくお願いしますね。

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