いやね、仕事場近くのドラッグストアが割引デーだったのですよ。
今の内にあれこれ買っておくかと籠に入れると、最終的にえらい量に。
これ持って電車乗るとか……と我ながら呆れつつ、
くたびれた社会人の皆様と共に、割と混んだ電車に乗ったのです。
疲れたなー、重いなー、腰痛いなー、眠いなーと思いつつ、
目を開けたり閉じたりしながら吊革に捕まっていたのですが、
ふと目が開いた時に隣に立っていたスーツのおじさまに
「重いでしょ、途中まで持ってあげようか？」
と労わりの言葉と共に、手を差し伸べられました……えっ？
慌てていえ大丈夫ですからすいませんと辞退したのですが、
そんなにしんどそうだった？ もしかして荷物が邪魔だった？
それとも単に親切な人？ と謎が頭をぐるぐる回ってしまいました。
そういや前にも、大荷物を持って電車に乗っていたら、
前の座席に座っていたおっちゃんが、荷物を乗せても良いよと
膝を叩いてアイコンタクトしてくれたことがありましたっけ。
でも今回は大きめとは言えナイロン袋ひとつだったんだけどな。
これが大阪の人情なのか……それとも相当しんどそうだったのかな。
とりあえず、ご親切ありがとうございます。申し訳ない。