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五つもなかった

ツイッターのトレンドに「自分を構成する五つの漫画」てのを見つけ、
ちょっと考えてみました。ツイッターやっていないので、こちらで。

・小さなお茶会
・夢幻紳士


ファンタジーと怪奇ホラーが筆頭という、何と言う両極端。
「絶対に捨てられない」&「お墓の中まで持って行く」作品。
好き作品は多々ありますが、自分を構成ともなると直ぐ出るのはこの二作。

特に「小さなお茶会」は、自分の中の聖域であり、原点。
自分を形作るとした上で、先ず真っ先に頭に浮かんだ漫画。
食べ物話が好きになったのは、完全にこちらの「乾杯糖」話の影響。
今読んでも、その空気感に身悶える。可愛死ぬ。ホント好き。泣く。

「夢幻紳士」は、兎に角作者の構成の妙が素晴らしい。心の目標。
本気で「これ只の漫画じゃないわ、文学、寧ろ芸術だわ」と思っています。
夢幻魔実也氏の台詞のお陰で、霊的なものが以前より怖くなくなりました。
迷宮編の「女性の裏切り……」の台詞は、史上最強の殺し文句。倒れる。

これに「アタゴオル」「天のテラス」が片足突っ込んでいるかな?
どれも、びっくりするほど古い。歳がバレそう。
でも、どれも間違いなく名作。出会えたことに感謝しております。

因みに、自分を構成する舞台五つなら、直ぐに出てきますね。

・贋作・桜の森の満開の下(毬谷友子ver.)
・身毒丸(白石&藤原コンビ)
・変身(スティーブン・バーコフ)
・Believe(惑星ピスタチオ)
・ヘドウィグアンドアングリーインチ

以上になるかな? 衝撃という意味では維新派が入るかと思いますが、
結局一番繰り返して何度も見ているのがヘドウィグなので、そちらに。
同じく作品では「ジーザスクライストスーパースター」も入るでしょうが、
映画版至上主義で、納得できる舞台を観たことがないので外しました。
三谷幸喜の「十二人……」「ショーマスト……」「巌流島」辺りも、
コメディの認識が変わったという意味で、影響を受けている気がします。

どれも、本当に好き作品。一生好き。出会えた幸せに感謝します。

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