春バラを振り返る。
ボレロ
黒点病に強く、青々と葉を茂らせて梅雨を乗り切ってくれます。
内側がほんのりピンク~ベージュに染まる、カップ咲きの花。
ふんわりと透明感のある花。開くとやや俯きがちになります。
これでも今年は花の数が、やや少なめだったかもしれません。
豪華で繊細で、でも丈夫で育てやすい、かなりお勧めの品種です。
香りも良くて優秀なバラなのですが、残念なのが虫がつきやすいこと。
白いバラは全体的にその傾向が高いように感じるのですが、
特にスリップスという極小さな黒い虫が花の奥にまで入り込んでしまい、
切り花を楽しめるのは、春先のごく短い期間に絞られがちなのです。