件の検査を受けに行った話・3
台所にて味がしない夕食を至急食べ終え、ひとまず自室に避難。
あのレトルト、前に作った時は、味が濃すぎてお湯を足したよね?
てか、母が作り置いていた金柑の甘煮、砂糖控えめ過ぎて、
口に入れたら冷や汗が出そうなくらい酸っぱかったよね?
マウスウォッシュ、口に入れてもピリピリ感しか伝わらない?
板チョコ、脂っぽい感しかなくて、甘味が感じられないけど?
そこで、不安マックス。
いやいや、まって。落ち着け、自分。もう一度、冷静に考えろ。
ここ数日急に暖かくなったから、花粉症が出ているみたいだし。
単に、咽喉と鼻が馬鹿になっているからなのかもしれないし。
風邪で味が分からなくなるって、別に初めての事じゃないし。
そもそも、不特定多数が往来する場所で働いていたけど、
期間中に症状が出ず、あえて最終日辺りに感染するか?
……いや、でも、もしものことがあるし。
ここで両親が帰宅してきたので、先ずは現状を電話しました。
体調と、味覚が判別できないことを伝えると、返されたのは、
「全部、自分でなんとかしなさい」という、無慈悲な一言。
今回の仕事も反対していたもんね、ええ、そんなア母親です。
ということで、ネットで調べて、自力で各方面へ連絡しました。
設備が整っている方が良さそうな時に普段利用する市立病院は、
既に診察を終えている時間。てか、土日って何処もしていないよね。
元ナースの母曰く、必ず夜勤担当がいるから電話は出るとのこと。
ということで、先ずは市立の総合病院へ電話。
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診察券の番号を伝えると、救急対象外の患者で今夜は無理。
救急コールセンターへ連絡しろとのこと。
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救急コールセンターに電話。
症状を伝えたら、コロナ相談センターへ連絡しろとのこと。
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コロナ相談センターに電話。
夜間救急病院へ連絡しろとのこと。
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夜間救急病院の受付時間まで、二時間ひたすら待機。
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夜間救急病院へ電話。
ここでは風邪としての対応のみで、コロナ検査は出来ないとのこと。
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せめて翌朝の予約を頼もうと、結局最初の病院へ電話。
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予約はしておらず、当日手続きをしてからの対処になるとのこと。
ここまでの時点で、既に疲れました……咳的な意味で。
電話でたらいまわしにされるとは聞いていたけど……でもしんどい。
疲れの所為か、メンタル的な所為か、ここで熱が上がっており、
正直、もうどうでもいいからひとまず休ませてくれな気分に。
もうね、寝ました。半分ふて寝。しんどいもん。
……一応、コロナ相談センターのお姉さんは、
すごく親身に対応してくれたと、フォローしておきます。