件の検査を受けに行った話・4
朝目が覚めると、なんとか37度を下回っておりました。
うだうだ考えるよりもすっきりさせた方が良かろうと、
やっぱり病院へ行くことにしました。健康、大事。
徒歩でな。
ふらふらしながらな。
片道一時間半かけてな。
わんこの朝散歩(45分)の後な。
だって、家の車は姉が通勤に使ってしまっていたし、
以前テレビか何かで、コロナ感染の疑いのある人は
タクシーや公共機関は避けるようにと聞いたんですよね。
この状況で一番の最優先項目は、自分の発症予防よりも、
自分が感染源となって他者へ感染させないこと。
なので、マスクは二重に、手袋装着、院内ではコートも着脱せず。
これにどこまで効果があるかは不明ですが、念の為、念の為。
病院に到着すると、受付にて総合外来へと案内されました。
更に外来の受付にて、とりあえず今の体調を伝えるのですが。
「(ひとまず)風邪で、咳がかなりひどくて」
「他に、ここに記載している症状で、当て嵌まるものはありますか」
「あの……味覚障害があります」
「判りました、ではこちらでお待ちください」
そこで案内されたのは、衝立付きの個別待ち合い席。
めっさ隔離されとるし。
めっさぼっち席だし。
いや、咳が酷いし、止まらないし、助かるんだけどね。
体温を測って、暫くしてから、別の場所へと案内されました。
そちらも、衝立がびっしりと並んだ待ち合い席。
めっさ隔離されてるし。
トイレも指定された箇所のみの使用を言われたし。
この場から移動しないように念を押されたし。
「先に、血圧を測りますね」
って、看護婦さん。めっさ厳重な防疫スタイルだし。
自分から口にすることはしなかったのですが、
既に感染症を前提とした診察コーナーに案内された模様ですな。