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パビリオンへと

続々・両親を連れての万博巡り。

各国パビリオン、父の希望に則って、先ずはインドへと向かいました。
地図を見ながら、アプリを見ながら、人混みを先導していたのですが、
パビリオンに近づいて、そろそろだよと振り返ると両親がいない!

ここではぐれたとか! 

スマホチェックしながら歩くから、見失わないでついてきてよ! とか、
なにかあれば電話するから、常にスマホは気にするようにして! とか、
事前にそう念押ししていたにも拘らず、会場入りして三十分でこれ!
電話してもなかなか連絡が取れず、スマホで何度もリダイヤルしながら、
途方にくれつつ探し回っていたら、漸く電話が繋がりました。

「ちょっと! 何処にいるの!」
「もう、インド館に入ったよ」

もうね、脱力~。

ファイル 3476-1.jpg

しかも、追いかけようとインド館に入ろうとするも、なんと入場制限中。
家族が先に中に入っちゃってと頭を下げて、特別に入場。すいません。
パビリオンを見学し、イートインでマンゴージュースを飲みました。

その後は、夕焼けに目もくれず(父親が)、休憩も拒否し(父親が)、
大屋根を上がってみようとの提案も却下し(父親が)、迷いながらも、
第二の目標ブータンのあるコモンズDへとひたすら向かいました。
もうねー、歳をとると、こういうところが頑固になるんだよなー。
因みに、コモンズDは、行列こそあれ、ニ十分程度で入場できました。

そんな父親、何故今回の万博にてこれらの国に行きたかったかと言うと、
前日に昔その二国へと旅行に行った時の写真をコピーしておりましたが、
その写真の裏に、それぞれの国のスタンプを押したかったようなのです。
そして何より、それぞれのブースやパビリオンにいる現地人スタッフに、
「そちらの国に旅行した」と声を掛け、でも言葉が伝わらないので、
写真を見せて説明し、新たに一緒に写真を撮る……てのが目的だった模様。

それを達成して喜んでいる父親に苦笑しちゃいましたが、でも改めて、
これもまた正しい万博の楽しみ方なんだろうな、と感心しました。

昔の大阪万博に行った話を、父親から聞いたことがあったっけ。
帰りの混雑が大変だったとか、家にある謎置物が実は万博土産だったとか、
あの当時は、海外旅行なんてお金持ちの特権で、一般人には夢の話で、
高度成長期を必死に頑張ってきた世代なんだな……と感慨深くなりました。
定年退職後は、かなり頻繁に夫婦で海外旅行を楽しんでいたけど、
でもコロナ以降はそれもやめて、今は国内旅行に切り替わっているよな。

今回、両親を連れてきて良かったな。
いろいろ親不孝な娘だけど、ささやかな親孝行ができたのかもしれません。

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