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ひらりひらりと

夜、ぶらりと蛍を観に行きました。

地元にある、観光で有名なとあるお寺の裏手に当たりますが、
なかなか風情もあって、お気に入りの場所でもあります。
でも、蛍観賞できると知ったのは、実はここ数年の話。
観光用に発足した保存会の働きかけの賜物?自然のもの?
正確なところは全く判りません。どうなのかな。

時期的にはまだ早くね?と、あまり当てにせず行ったのですが、
陽が落ちた頃には小さな光がぽつりぽつりと出現。
儚げでふわふわと舞う様子は、優雅でとっても綺麗でした。
人も殆どいない場所で、感動しつつのんびり眺めていたら、
仕事帰りであろうスーツ姿の男性に遭遇。

「何か居るんですか?」
「蛍ですよ、ほら、あそこ」
「あ、本当だ。綺麗ですね」

なんて会話を交わし。

「人がいなければ、蛍がいるなんて気付きませんでした。
(あなたが)居て下さって良かった。ありがとうございます」

そう言って、爽やかに去る好青年。
まるで恋でも生まれそうなシチュエーションなのですが、
残念ながらノーメイクのすっぴん顔が見られないかびくびくして、
殆ど彼の方を向く事が出来きませんでした。嗚呼、何たる事!!
つまり、こーゆー所が敗因なんですね。ええ、判りました。

カメラも持って行ったけど、もっと数がいないと駄目だなー。
ピーク時には結構の数が乱舞するとの話を聞いたので、
めげずにまた足を運んでみるつもりでおります。
今度は夜の闇に油断せず、身なりもちゃんと整えて!

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