今年のポスターにもなっている琵琶が観たくて、
奈良の秋の恒例展示、正倉院展に行きました。
混雑を避けようと、遅めの時間帯に向かったら、待ち時間無く入場できました。
駅で900円の前売りを買って挑んだのに、
博物館前で700円のレイトチケット販売を見た時の衝撃と言ったら貴方…。
螺鈿の琵琶は感動しました。
夕刻にも拘らず、これを最前列で見る為に列に20分並びましたよ。
細工が細やかで、柄が可愛くて、きらきらしてて、本当に美しい!
千年以上昔の物なのに、こんなに綺麗なまま残っているんだ。凄い。
奈良時代のものって、今見ても充分モダンで可愛い柄が多くて、
いろいろと目の保養になりますね。
あと、未だに毒性が残っているという、大陸から渡って来た薬を見て、
おお!と妙にドラマチックな妄想が滾りました。浪漫だ。
それにしても、現存している文書に書かれた字の綺麗な事…。
悪筆なので羨ましい限りです。
字の綺麗な人って、それだけで知的に見えますな。