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さよならの儀式

親戚のお葬式で大わらわしておりました。
意識が無くなって長かったので、来るべきものが来たなという感じ。

毎週一時間以上かけて病院へ通い続けた母も、本当にお疲れ様。
喪主と後見人を務めた父へのお疲れ様…はもう少し先になるな。
なり行きと立場上仕方無いとはいえ、諸々の一切を引き受けてしまい、
当分は書類と手続きと裁判所と役所通いに忙しくなりそうです。

まあいろいろとトラブルメーカーな人でしたが、
そうせざるを得なかった複雑な過去があったし、
当方をとても可愛がってくれていた事は伝わっておりました。
意識がある内に見せてくれたこちらを呼ぶ時のあの笑顔と、
最後のお見舞いで見た落ち着いた寝顔と、
冷たい手の温度はずっと忘れないと思う。

お疲れ様。そして、ありがとう。



そしてどうも、かなり以前に仕事を辞めた直後、
かなりの親戚に無職のニートだと触れまわっていたみたいだね。
十年以上間を開けて再会した遠縁の親戚が、おこずかいをくれましたよ。
否、だから無職だったら、お通夜に出席しているってば。
この年になって、90の爺ちゃんに諭吉を貰う複雑な心境ったら、貴方…。
こんな時でしか顔を合わせないような縁者達もそれなりにおりましたが、
彼らにこちらの事を何と吹聴していたのか、怖くて聞けなかったよ<空笑

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