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女性の恋愛願望

ハーレクインロマンスの傾向考察。
ジャンル違い、要注意。
以下、悟チチ&カカチチ小噺です。



・シングルマザー&ファーザー率が高い。
悟「何だ、おめえ子供がいるのか?」
チ「そうだべ…悟飯ちゃんは今年7歳になるだよ」
悟「おらと同じだな。悟天はまだ赤ん坊だけどな」
チ「えっ、おめえも子供がいるのか?」

・キャリアウーマンでも、結婚願望は高い。
悟「チチ、この間の書類と資料だけど…」
チ「全部で来ているだよ。はい」
悟「流石、我が社一の有能秘書だな。いつも助かるぞ」
チ「ありがとうごぜえますだ」
悟「本当に、おめえに恋人がいないってのが不思議だよな」

・高圧的、情熱的、強引なタイプの男性が多い。
カ「久しぶりだな、チチ。こっちだ」
チ「ちょっと、何処へ連れていく気だべ」
カ「オレの家だ。今夜は泊るんだろ」
チ「ホテルを手配しているだよ」
カ「荷物はもう運んでいる。ホテルもキャンセル済みだ」

・王族、貴族率が高い。
チ「おめえの顔…思い出しただ」
悟「オラを知っているのか?」
チ「知っているも何も、新聞に載っていた王太子様でねえか」
悟「なら話は早い。おめえ、オラを助けてくんねえか?」

・中東のシークが人気。
悟「どうした、何驚いた顔してんだよ」
チ「おめえ…中東の王子さまって話、本当だったんだべ?」
悟「オラ、嘘は言わねえよ」
チ「(やっぱり、カンドーラが似合うだなあ…)」
悟「来いよ、チチ。オラの育った国を案内してやるよ」

・契約結婚物が非常に多い。
悟「頼むよチチ。だから、一カ月だけオラと結婚してくれねえか」
チ「一カ月だけって…そんな」
悟「報酬は弾む。ふりをするだけ。頼むよ、助けてくれよ」
チ「…判っただよ」
悟「サンキュー、やっぱチチだけが頼りだなっ」



男前や美女率の高さは、日本の少女漫画と同じでしょうね。

ウーマンリブの国なのに、意外に「強い」男性に人気集中。
可愛い系や弟系は殆ど見れず、癒し系好きとしては残念。
職場の上司モノは多いけど、部下モノは殆ど無し。
この辺りは、男女平等大国としては、正直意外。
そして養育係、ベビーシッターという職種の登場が多く、
キャリア系には秘書が多く、あと判りやすい大富豪が多いですね。
離婚率も高く、「実に判り易く、相手側が悪くて離婚」なケースが多く、
善悪がやたらとはっきりきっぱりしているのはおそらくお国柄。
王族や貴族登場の多さは、アメリカの伝統コンプレックスなのかな?
中東のシークが人気だけど、アジア系とアフリカ系は皆無。

アメリカ女性の意外な恋愛願望が滲み出ていて、面白いです。
とは言え、勿論勝手なこちらの解釈ですので、余り間に受けないように。
…って、この出版社とか作者って、アメリカだったっけ???

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