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きらきらな世界

引き続き、オフ本「きらきらまぶしい」のこそっとネタ。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、普にょ日、パラレルです。



本編のラストのイメージを壊したくない方は、お避け下さい。
ちなみに、公式で正式に結婚したカップリング(悟チチ)以外で
結婚話まで行きついたお話って、もしかして初めてじゃなかろうか。
そこの所をちょこっと妄想。そして、発散。

菊さんの手術が終わり、回復後の検診。
執刀医のフリッツ先生と共にギルも一緒におります。

フ「うん、全て良好だね。問題無い」
菊「ありがとうございます」
フ「良かったね…ギルベルト」
ギ「ん?」
フ「これなら彼女、出産も大丈夫だよ」
ギ「そっか」
フ「もう、お前も我慢しなくて良いからね(によによ)」
ギ「っ、なっ!何の事言ってんだよ、親父っ」

一番最初からずっと二人を見守っていたフリッツ先生は、
きっと二人の結婚式に嬉々として参加したがると思うんだ。

フ「ギルベルト、是非私にナコウドをさせてくれ」
ギ「仲人?」
フ「日本の結婚式では、上司が指名されるケースが多いらしいじゃないか」
ギ「あー、そっかもなあ」
フ「私こそが適任であると自負しているんだが、どうだろうか」

ギルの教授であるフリッツ親父は、ギルの上司に当たるんだろうな。
それに、なんてったって、ずっと二人を見守り続けていた人ですからね。
親父、ノリノリ。

ギ「…いや親父、すっげえ申し訳なんだけどよ」
フ「何だ、私では不満か?」
ギ「えっと…仲人ってのは、既婚してねえとなれないらしくてさ」

衝撃の言葉に、独身のフリッツ親父、ショッキン。
あれ、そうでしたよね?仲人って。
落ち込む親父を宥め、フォローするギル。

ギ「で、でもスピーチとかは、絶対親父にお願いしてえと思ってんだぜ」
フ「しかし…私の日本語は、皆には聞き取り難いだろう」
ギ「こう言う時こそ、親父の得意なあれを使うべきじゃねえのか?」
フ「アレ?」
ギ「親父の得意なアレの出番だろ!」
フ「そうか、あれか!」

旬ネタだよね。ギルはフルートの事を言っています。
でも、結婚式場で、得意分野の医学講義を行うフリッツ親父。
ちなみにこの会話は、ギルが菊ちゃんにプロポーズする前のもの。
取らぬ狸の皮算用。先走り、暴走する二人。こんな二人が愛おしいです。
そして、そこに参加する悪友二人。

ア「全く!親分、お前には失望したわっ」
フ「今度ばかりは、お兄さんもギルにはがっかりだな」
ア「菊ちゃんの結婚式に、白無垢と綿帽子は外せへんやろ」
フ「番傘と花嫁行列の素晴らしさを、もっと理解すべきだと思うんだ」
ギ「お前ら、何言ってんだ…」

だから、まだプロポーズさえしてませんって。
大体、昔っからずっと一緒だったし、近所に住んでいるし、
あいつの作った飯もほぼ毎日食っているし、
家族ぐるみの関係だし、今更結婚つーてもなあ。夫婦ってどんな感じだ?
仕事から帰るとあいつがいて、休みの日には遊びに行ったりして、
今とあんまり変わらねえけど、でも一つ屋根の下ってのもアリか、
そのうち子供が出来るかな、男の子、女の子、どっちだろう、
男の子ならルッツみたいに可愛いだろうな、女の子はあいつに似そうだ、
一緒に手を繋いでパパーとか呼ばれて、あー絶対俺の子世界一可愛いぜ、
あ、そうなりゃ菊は俺の事なんて呼ぶかな、お父さんか?
それとも、古典的に「あなた」とか呼ぶ訳か?あなた、か…。

ギ「(頬を染めつつ)良いかもな」
ア「ギル、キモイわー」
フ「絶対、やらしい事考えてるね、あの顔は」

…いかん。このまま、つらつらと続きそうなので、ここまでで終了。
日々、こんな妄想しています。キモイです。



ハイパー純愛路線を狙った割にはほにゃららな出来、
しかも誤字脱字のあまりの多さに涙が出そうなのですが、
とっても嬉しい感想も頂けて、
自分としてもとても楽しんで書けたお話でした。
また機会があれば、オフ本発行にチャレンジしてみたいですね。

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