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まっしろい神様

相変わらずの妄想吐き出し。
ジャンル違い、要注意。
以下、APH、普日です。



本家様のイタちゃんの夢から発生した妄想。
あれが、プロイセンと日本だったらどうなっていたのかなーと、
多分カプ好きなら誰もが考えたであろうお約束ネタ。

多分あの頃なら、プロイセンじゃなく、ドイツ騎士団だと思うんだ。
ちっちゃい日本とプロイセンさんが、夢の初対面。

ド「おまえ、だれだよ」
日「(初めて見るドイツ騎士団に、びっくり)」
ド「なんで、おれさまのゆめに、かってにでてきてんだよ」

があ、と声を上げるドイツ騎士団に驚いて、ととと…と逃げる日本。
まてー、と追いかけるものの、結局見失ってしまいます。
そして後日、また不思議な夢に入り込んだドイツ騎士団。
ふと、遠くの木陰から、じいっとこっちを伺っている日本に気付きます。

ド「あー、おまえ!おまえだなっ」

追いかけるドイツ騎士団と、怖がって逃げ回る日本。
なんかこの二人、何時まで経ってもこのまま追いかけっこしかしなさそうだ。

ド「ちくしょー、こんどこそあいつをつかまえてやるぜー」

でも、そんな攻防戦の後、掴まってしまう日本さん。
やっと捕まえたぜーと悪餓鬼顔のドイツ騎士団。

日「あなたは、かみさまですか?」

日本のアルビノ信仰ですな。白蛇を神様に見立てるアレ。
きらきらした目で見つめられ、うろたえるドイツ騎士団。
何言ってんだ、この黒くてちっこい奴は。撫でるぞ。

普段なら「異教徒改宗するぜ!」なドイツ騎士団ですが、
その対象が自分で、しかもやたらと尊敬の眼差しで見つめられると、
まんざらでも無い訳だな。
でも、お互いの宗教観は全く違っている訳で。

ド「なあ、おまえのとこのかみさまって、どんなんだよ」
日「えっと…おまつりして、おそなえして、たてまつります」

とりあえず従来通りにと、おまんじゅうを供えます。
初めて食べるおまんじゅうを気に入るドイツ騎士団。

日「あとは…ほうのうのまいをおどります」

鈴を手に、ドイツ騎士団に神楽舞を披露する日本。
これが踊りか?変なの。

ド「おれさまのしってるおどりと、ぜんぜんちがうんだな」
日「そうなのですか?」
ド「おれさまのおどり、おしえてやるぜ」

両手を取って、くるくる回りながら踊るドイツ騎士団と日本。
社交ダンスに非ず、所謂フォークダンスですな。
この当時にそんなダンスが存在するのかは不明ですが。
ケセケセ笑うドイツ騎士団と違って、
困ったように生真面目な顔を崩さない日本。

ド「なあ、なんでおまえ、わらわないんだ?」
日「だって…かみさまのまえで、そんなの、ぶれいです」

むっとするドイツ騎士団。

ド「おれさまは、かみさまじゃねえよ」

だから、笑え。むに、とほっぺたを引っ張られるも、
抵抗もせずに困った顔をする日本に、ドイツ騎士団は不満です。
俺は、別に、こんな関係とかじゃなくってだな、その、な。

ド「かみさまじゃなっくて、と、ともだちだったら、わらってくれんのか」



相変わらずのチビ好きで申し訳ない。
お互い、言葉が通じないってのも面白そうだな。
こうして纏めてみたら、書きたくなってきたぞ。

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