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上方漫才江戸落語

上京の際、落語小屋「新宿末廣亭」にて、落語観賞して参りました。
折角お江戸に来たし、一度は足を運んでみたかったのです。

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昼公演を聴きに行きましたが、時間にしてざっと四時間半。長いな。
途中でダレるかもと思いきや、そこは流石の伝統芸能、
合間に絶妙なタイミングで漫談や奇術や曲芸などが混じり、
飽きさせない見事な構成になっています。きちんと考えられております。

後半になるにつれて出演者が大御所さんになるので、
途中入場するお客さんも多いですね。出入りが結構激しいです。
各自が思い思いに好きなように参加できるのも、楽しみ方の一つかな。
チケットも、当日三十分前に窓口ですんなりと購入できました。
案外大阪の天満天神繁昌亭よりも、気軽に鑑賞できるのかも。

幕の内弁当を食べながら、お菓子をつまみながら、お茶を飲みながら、
足が疲れたら、劇場に借りた膝掛けの下、シートの上で三角座りしながら。
畏まらずに、のんびり、ゆるーく、気さくに楽しめました。
落語を聞いていると、意外にも日本語の綺麗さを再認識します。
聞き手側にも知性を要求する、誇るべき笑いの文化ですな。

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