妄想吐き出し。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、普日列(?)です。
サイトに置いたショコラ話から、
日本さんとリヒテンさんの接点を考えてみました。
あんまりなさそうですが、ここで妄想の出番ですよ。
列「欧州ツアー、ですか?」
日「はい、我が国ではヨーロッパ周遊旅行はとても人気なんですよ」
特に忙しい現代人は、長期休暇もあまり取れないので、
短い日程で出来るだけ沢山の国を回るツアーが人気なんです。
是非リヒテンシュタインさんを、観光ルートに取り入れたいと思いまして。
列「でも、日本さまのお国の皆様方は、私を御存知ないかと」
日「お恥ずかしながら、私の国はマニアが多いんですよ」
実は、国民的人気のあるアニメ映画がありましてね。
ちょっと古いものですが、今でも根強い人気があります。
そのアニメの舞台のモデルとなったのが、貴方の国だそうなんですよ。
あれだよ、巨匠手掛ける、貴方の心を盗んだ世界一有名な大泥棒のアニメ。
確かそうでしたよね?詳しくは知りませんが。
瑞「(テレビを見る彼女に)リヒテン、何を熱心に観ているのか」
列「お兄様……日本さまに頂いた映画ですわ」
瑞「ふむ、アニメか。あいつらしいな」
列「とても素敵なお話です」
瑞「まあ、あいつの製作するアニメは、確かに質が高いのである」
スイスでも、ハイジは放映されていたのかな?
ドイツでは今でも人気があるというのは、本当なのでしょうか。
日「ああ、観て下さったのですか」
列「はい、とても素晴らしい作品でしたわ」
日「お気に召していただいて、何よりです」
ここで、爺の無自覚天然たらし発動。
日「何だか、リヒテンシュタインさんは似ていますね」
列「はい?」
日「あのアニメのヒロインにですよ」
清楚で、可憐で、純粋で、聡明で、可愛らしくて。
誰もが守ってあげたくなるような、とても素敵な女性ですよね。
勿論、日本さんは映画の登場人物の事を言っています。二次元嫁ですから。
そりゃ目の前でそんな風に言われたら、誰でも勘違いするわな、普通に。
顔を真っ赤にするリヒテンさんに気付かない日本さんは、罪だと思う。
普「おう。なんだよ、お前ら。何話してんだ」
日「我が国のアニメの事ですよ」
列「日本さまに、とっても素敵な映画を教えて頂きました」
日「もしよろしければ、同じ監督の作品をお渡ししますよ」
列「是非」
普「おい、俺様を無視すんなよ。混ぜろ」
という事で、三人で映画鑑賞会なんかすると良いよ。
場所はスイスさん宅でも良いけれど、ここは敢えてドイツさん宅で。
溜息をつきながら、お茶とクーヘンを準備するドイツさんが好きです。
三人で並んでソファに座り、スイッチオン。ここでトトロの登場ですよ。
普「なんだよ、これ。子供向けじゃねえか」
日「まあ、文句は後で。是非ご覧になってみて下さい」
クライマックスに、感動の涙目で画面に食いつく三人。
つい一緒に見てしまい、そっと目頭を押さえるドイツさんが好きです。
伊「メイちゃんとさつきちゃん、良かったよねー」
独「いつからいたんだ、お前は」
洪「ほんっと、何度観ても良い映画だわ」
墺「映像と音楽の調和が素晴らしいですね」
普「なんでお前らまでいるんだよ」
瑞「ふむ、実に感動的な話であるな」
列「はい、お兄様」
いつの間にか、増えているギャラリー。
後日、その話を聞いて怒るフランス兄さん。
仏「もー、なんでお兄さんに声を掛けてくれないのよー」
日「すいません」
仏「ラピュタの時は絶対呼んでよ、一緒にバルスするんだから」
ツイッターの新記録のニュースには、笑っちゃいました。
あれ?日本さんとリヒテンさんの慣れ染めのつもりだったのにな。