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桜島を望む御殿

九州ぐるっと夏旅行・30

無事観光周遊バスに乗り込み、到着したのは島津家の離れ、仙厳園。
なんというか、こちらの庭園は、南国風で視界が広い印象だったな。
尤も、これはこの日、やたらとお天気が良かったからかもしれません。

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折角なので、有料の専門ガイド付の御殿見学もしました。
島津の御殿様が本邸として使っていた建物の中を案内&説明して貰い、
最後はお抹茶と和菓子を頂くのです。美味しかった。

熊本でも本当に久しぶりの良いお天気だったようで、
「これだけ見事に桜島が見えるのも珍しい、今日はラッキーですよ」と、
複数のスタッフさんの口から聞きました。確かに、すごく綺麗だったな。

向かいには教会

九州ぐるっと夏旅行・29

ここまでのどんより天気と打って変わって、この日は凄くお天気が良かったです。
振り返ってみれば、この夏は、ホントお天気が悪い日が続いていたんですよね。

アーケードを通り、のんびり歩きながら到着したのは、ザビエル公園です。
ひっそりとして、気が付かずに通り過ぎてしまいそうな公園には、
日本に布教にやって来た宣教師の銅像が建てられておりました。

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そして、ここで観光用のバス停留所を発見。あれ? ここも通っていたっけ?
パンフレットを確認すると、観光バスは複数の周遊ルートがありまして、
なんとここを通るルートなら、本数も多く、行きたい場所にも停車するのです。
隣のバス停までお散歩したタイミングでバスが到着したので、
これ幸いと乗り込みました。うわー、良かったー。

迷い道も人生さ

九州ぐるっと夏旅行・28

5日目(鹿児島)

ホテルから出て、パン屋さんで朝食を食べました。

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この日は一日、観光用の周遊バスを利用する予定です。
案内所で貰った時刻表をみると、あまり本数が多くはなさそうなので、
乗り過ごさないようにと、少し早目にバス停に到着。
観光用に目立つバスなので間違いないよねーと安心していたのが馬鹿でした。
あ、あれだ! とこちらにやって来た目的のバスが、
停車することなく、そのまま目の前を通り過ぎました……あれ?

どうやら、バス停を間違えていた模様。

ええーと絶句するも、行ってしまったバスにはもう乗れないし。
次のバスに乗るにも一時間以上待たなきゃいけないし。
仕方ないからこの辺りの観光名所でも廻ろうか……と気持ちを切り替えて、
観光マップ片手に朝のお散歩気分で、違う場所へと向かいました。
何やってんだろ。これが、別に珍しい話ではない辺りが、アレですが。
初っ端から予定が崩れた、鹿児島ツアーです。

我慢が出来ない

九州ぐるっと夏旅行・27

おまけ話、長距離移動のトイレのお話

電車で長距離の移動となると、注意しなくちゃいけないのがトイレ。
幸い、JRは殆どがトイレ付列車が運行しているので、安心と言えば安心。
とはいえ、個人的に電車内のトイレは狭くて使い難いので、
極力乗り継ぎ時間を利用して、駅構内のトイレを使います。
でも、青春18きっぷの期間は、同じように考えている方も少なくなく、
トイレに行ったらあっという間にすげえ行列が出来上がったりするんですよね。

・乗り継ぎ時間がある駅では、とりあえず一目散にトイレへ

そして、意外に多くて利用していたのが、列車停車待ちの時間。
人が少ない電車の時は、貴重品だけを持って、
大きな荷物は座席に置いて行ったりしてました。
時間が微妙で置いて行かれそうで怖いなーって時は、
裏の最終手段として、列車の車掌さんに声をかけて行く時もあります。
「あと、どれぐらい停車時間ありますか?」
「トイレに行ってくる時間はありますか?」と一言伝えると、
気の良い車掌さんなら、さり気に帰って来るのを見ていてくれたりします。

一人旅行とか、青春18きっぷ旅行をするようになって、
「とりあえず、行ける時にはトイレに行っておく」が
習慣になったような気がします。生理現象には逆らえないもんね。

焼酎は多いけど

九州ぐるっと夏旅行・26

夕食は天文館にある「酒味の店 白鹿」に行きました。
折角なので、この日は日本酒も一緒に頂いたよ。
通常半合ぐらいでも充分なのですが、お酒が進むお料理に、
気が付けば一合すっかり飲み干しておりました。



名物味噌おでん。おでんに玉子は欠かせない派です。

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黒豚の角煮。鹿児島に来たからには、これだけは外せないと思った。

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串焼き、しめじを巻いた豚にチーズが載せられています。

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日本酒を飲む時は基本地酒を注文するのですが、流石は焼酎王国鹿児島さん、
焼酎の種類は沢山あれど、日本酒は殆ど見なかった気がします。

くっきり大きい

九州ぐるっと夏旅行・25

電車に乗っていたら、車窓から桜島が見えて参りました。おお。

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電車で同じく一人旅行中のおじさまとのんびりお話しをしましたが、
地元の方でないにも拘らず、なんだかいろいろ詳しい方だったな。
行く予定をしている観光スポットを話したらアドバイスを下さったのですが、
改めて振り返れば、成程全て彼の言ってた通りだったんですよね。

鹿児島駅に到着すると、路面電車で鹿児島の繁華街、天文館へ向かいました。
大きなアーケードの通りでして、観光案内所で観光パンフレットを貰って、
ついでにお勧めしてくれたバスの一日フリー乗車券を購入しました。

山超え谷を越え

九州ぐるっと夏旅行・24

この人吉、松本駅は、観光列車が多く停車する路線だったらしく、
電車に特に興味の無い人でも、変わった列車に思わずカメラを向けたくなります。



乗車した「いさぶろう・しんぺい号」は、スイッチバックをする電車でも有名。

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吉松駅に停車していた「はやとの風」。中を見に行けば良かったな。

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矢岳駅ではSLの展示館もありました。

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日本産大車窓の一つ。曇って時々雨が降るお天気だったのが残念。

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縁起の良い名前の駅。幸せの鐘というのがあって、皆さん鳴らしてました。

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スイッチバックとは、急勾配のある坂を上る為に前進と後退を繰り返しつつ、
ジグザグになりつつ、折り返しながら進む鉄道路線の事です。
いさぶろう号では一旦列車を止めて、外に出て操作したり、
車内を前から後ろに走ったりと、なかなか運転手さんは忙しそう。
きびきびお勤めを果たす運転手さんに。乗客から拍手も上がっておりました。

ほっこり栗ご飯

九州ぐるっと夏旅行・23

木製内装がレトロな「いさぶろう号」は指定席に別料金が必要になりまして、
通常料金ではロングシートのみの使用となります。
のんびり乗車したからか、残念ながら既に空席は見当たらず。
仕方がないので、カフェテーブルが設置された車両があったので、
そこで買ってきた駅弁、栗めし弁当を広げて頂きました。器が栗の形で可愛い。
全体的に味は濃い目だったけど、栗の甘味が美味しく、後を引きました。

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およそ一時間かかるこの沿線、移動路線ではなく寧ろ観光路線なんですね。
ツアーの団体グループが多く、車掌さんがマイクで観光案内をして下さり、
途中の停車駅にも時間を設けてそれぞれ停車して下さいます。
ツアーグループは中高齢の方が多かったのですが、
電車が好きらしい大きなカメラを携えた欧米系男子ズもおりまして、
わくわく顔で電車や停車駅を見て回る姿は微笑ましいものがありました。

蒸気がもくもく

九州ぐるっと夏旅行・22

人吉駅に戻って、念の為にと駅弁を購入。「くり飯弁当」です。
駅の名物でもあるらしく、改札傍にある売店でそれをお願いしたのですが、
「あ、直ぐ持って来ますねっ」と店員さんが慌ててあっちへ走りました。
実はこの人吉駅、最近は珍しく駅構内で駅弁の「立ち売り」をしてまして、
駅構内に立っていた販売員さんの元へ取りに行って下さった模様。

その駅弁を手に、乗車ホームへと向かったのですが、
停車している電車を見てびっくりしました。超観光列車。ええ?

九州は観光列車に力を入れておりますが、この人吉~松吉間もそのひとつ。
成程、駅周辺に観光地らしい場所は見当たらなかった割には、
駅には意外な程に人が多かった訳だ。皆さん、鉄道ファンだったんですね。
因みに、人吉駅に到着し、電車から降りたのとほぼ同時、
隣のホームで煙を上げて出発したのは、かの有名なSL号。
思わずミラーレスカメラを構えました。携帯は間に合いませんでした。
慌ててカメラを構えたのでちとブレてしまいましたが、すごい迫力だったな。

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乗車したのはこれではなく、「いさぶろう・しんぺい号」という列車。
この名前が少々ユニークでして、下り線では「いさぶろう号」。
同じ車両なのに、上り線になると「しんぺい号」と名前を変えるのです。

乗り過ごせない

九州ぐるっと夏旅行・20

4日目(伊万里~鹿児島)

霧の早朝、ホテルを出発。途中コンビニに寄って、
朝ご飯に野菜ジュースとおむすびを買って、電車に乗り込みました。

さて、この日はまるっと一日移動に費やします。目的地は鹿児島。
宿泊した伊万里駅から出発するのですが、18きっぷで移動すると一日では無理。
沿線的にどうしても遠回りになるらしく、ヘタすると40時間掛かったりします。
そこで考えた対策は、「伊万里」からではなく「有田」からJRを使う事。
伊万里~有田間は松浦電車で30分程度掛かりますが、
有田~鹿児島の18きっぷ利用なら、夕方には充分到着可能になります。

但しこのルート、最も注目すべき(?)ポイントは人吉駅~松吉駅。
どうやっても、それぞれの駅で乗り継ぎに約1時間の待ち時間が発生します。
これは人吉駅の時刻表。向かって右側の下り線に注目。一日5本、だと……?

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地方の電車では、時々見受けられますけどね。一日一往復ってのもあったな。
尚この駅(沿線?)、九州の電車や列車旅行では、ちょっとした有名線。
事情を全く知らずに到着したのですが、意外に多い人の数に驚きました。

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