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瀬戸内を目下に

013瀬戸内国際芸術祭旅行

女木島は、鬼の洞窟こそ離れた場所にありますが、
それ以外は比較的回りやすい場所に作品が点在しておりました。



洞窟内には、地元民も参加して制作された鬼瓦の展示がされています。

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展望台から見る景色。ポスターで見たような瀬戸内の絶景。

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元段々畑に設置されたオブジェ。島の村が見下ろせる場所。

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洞窟を観覧して、港近辺に戻るバスを利用したのですが、
「作品を見たい人はここからが近いですよ」と、
停留所でないにも拘らず、作品の最寄り場所でバスを止めてくれました。
こんな事が出来るのも、のんびりした田舎所以だな。

鬼達がみている

013瀬戸内国際芸術祭旅行

臨時バスに乗って、島の中央、一番高い場所にある洞窟に到着。
作品閲覧が九時からが多い中、ここは少し早めに中入ることができます。
桃太郎伝説に出てくる鬼の洞窟と称されておりますが、
鬼の正体は恐らくは海賊だったのでは? といわれています。

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ひんやりとした洞窟は、蟻の巣みたいになっておりまして、
作品に興味のない人でも、探検気分で楽しめるのではないでしょうか。

いざ鬼の洞窟へ

013瀬戸内国際芸術祭旅行

朝食を終えて、高松港からフェリーに乗りました。
念の為、予定していた時間よりも、一本早めに乗ることに。

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フェリーに乗って十分ぐらいかな? 到着したのは、
桃太郎伝説の鬼ヶ島のモデルとされている、女木島です。
フェリーを降りるとその足で案内所へ向かい、往復バスチケットを購入、
バスで十分ぐらいの場所にある、鬼の洞窟へ移動します。
乗車時間が短いので歩いて向かう方も多かったのですが、
これ結構急な坂道なので、移動時間を短縮したい方にはお勧めできません。

ご家族様っぽい

013瀬戸内国際芸術祭旅行

三日目(高松~女木島~男木島~高松)

前日の教訓を生かし、予定よりも早めのフェリーに乗る事にしました。
フェリーの時間に合わせて、早めにホテルを出て、まずは朝御飯。
ある程度大きな駅近辺には、大抵パン屋かミスドがあって助かります。
焼き立てデニッシュに、試食も付いて来たよ。

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隣に座っていた中国系の旅行客御一行様、
昨日の直島で見たような気がするんだよなあ……。

本日のおすすめ

013瀬戸内国際芸術祭旅行

直島出港のフェリーに乗って、本日宿泊予定の香川県高松に到着。
とりあえず、お昼を食べ逃して、空腹MAX状態だったので、先ずは夕食だと、
駅近くにあった、こじんまりとした居酒屋さんに入りました。
常連さんが多いお店らしくて、直ぐ席がいっぱいになってたな。

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小鉢料理三種とお酒のお手軽なセットを頂きましたが、価格も良心的で、
お料理も美味しくて、量も丁度良く、なんだかほっと満たされました。

お腹も良い感じに満たされて、予約していた高松のホテルにて宿泊。
疲れていた割には、妙に目が冴えて眠れなかったのですが、
これ多分、今日のあれこれに微妙に興奮していた模様。小学生かよ、自分。

ゆうやけこやけ

013瀬戸内国際芸術祭旅行

高速艇の出発時間に合わせ、本村エリアからのバスに乗り、
港のある宮ノ浦エリアまで戻って参りました。
海の駅には公式ショップもあって、直島限定グッズも売っております。



港に船がやって来た。

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かぼちゃがお見送り。

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瀬戸内の海も夕日色。

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港の界隈にも見所は沢山あったのですが、タイムリミットとなりました。
島全体をゆっくり見て回るには、一日じゃ足りないかもしれませんね。
バスの利用が一般的みたいですが、レンタサイクルで巡っても良さそうです。

町中アート散策

013瀬戸内国際芸術祭旅行

地図を見ながらどこか懐かしい田舎町、本村エリアを散策&探検。



廃材やネオン等でコラージュされた、不思議混沌空間「はいしゃ」。

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「護王神社」のガラスの階段は、地下本殿と繋がっています。

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食事の時間が無くて、結局直島で口にしたのは黒胡麻ソフトのみ。

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これ以外にも「角屋」、「碁会所」、「石橋」とありまして、
これらの家プロジェクトは、芸術祭期間とは関係なく公開しているのかな。
どれも非常に興味深く、すごく楽しく拝見させて頂きました。

人間の視覚の力

013瀬戸内国際芸術祭旅行

さて、ベネッセエリアからバスに乗って、次は本村エリアへと移動。
こちらは瀬戸内アート「家プロジェクト」の点在するエリアです。
これは、村に残る古い民家や廃屋をアートスペースとして利用&展示する、
瀬戸内芸術祭の特徴的な一つでもあるアートプロジェクトなのです。

バスを降りると先ずは最も人気のあると教えて貰った、「南寺」へ。
こちらも入場制限があるので、整理券だけを受け取って、
そのすぐ傍にある「ANDO MUSEU」を先に鑑賞する事にしました。
築100年の古民家を改築して作られた、建築家安藤忠雄氏の記念館です。
地中美術館の建設過程の説明もあって、とても興味深かったです。
その後、少し町中を散策後、整理券の時間に「南寺」に戻って来ました。

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こちらは入場制限がありまして、ひとグループにつき15分程かかるのかな。
地中美術館同様、こちらもJ・タレル氏&安藤氏による作品でして、
アトラクションのような空間アートは、凄く興味深く、びっくりしました。

海岸沿いアート

013瀬戸内国際芸術祭旅行

ベネッセハウスを出て、海岸沿いに歩いて行くと、
途中で数々の屋外アートが設置されております。
最も有名なのが、草間彌生女史の黄色い水玉どてかぼちゃ。
最初見た時は「なんで海岸にかぼちゃ?(笑)」と思いましたが、
今や、直島のアイコン的存在ですね。これはこれで愛らしいです。
途中、直島のグッズショップもありました。
ここでしか買えない、人気のかぼちゃグッズがいっぱいなのだ。

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この海岸ルート、あちこちにアート作品が点在しております。
道沿いにあるものを駈け足にしか鑑賞できませんでしたが、
ゆっくり全てを見て回るとなれば、丸一日かかりそうですね。

勿論安藤氏設計

013瀬戸内国際芸術祭旅行

地中美術館の次は、シャトルバスに乗って、ベネッセハウスミュージアムへ。
ホテルを併設したこの美術館は、現代アートを中心に展示されており、
リゾートホテルも隣接されていて、海外でも知名度の高いスポット。
開放的な建物には、非常にバラエティに富んだ作品が展示されていて、
個人的には柳氏の「バンザイ・コーナー」を見た時は吹き出してしまいました。
現代アートのこんな型破りでなんでもアリな所は、結構好きなんですよね。

館内のミュージアムショップと併設したカフェがありまして、
折角なのでここのランチでも……と思ったのですが、
残念ながら既のに本日の日替わりランチは完売。ま、時間が遅かったしね。
他のメニューがどれもイマイチピンとこなかったので、
まあ仕方無い、お昼ご飯は次の移動エリアで食べるかと美術館を出ました。

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