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惜しいけど違う

春(コミ)の青春18きっぷメモ。

東京駅に到着後、山手線で乗り換え、秋葉原にて一旦駅を出ました。
目的は、電車に疲れた身体の休憩と、駅近くにあるキンコ○ス。
出発ぎりぎりに仕上げたイベント用のペーパーを、コピーしたかったのです。
あんまり大っぴらに世間の目に晒したくない代物でしたが、
何と言ってもここは天下のオタク都市秋葉原、案の定お店の先客の皆さまは、
自分と同系列のあれこれをコピーなさっていらっしゃるようでした。

コピーしたものを持って、とりあえず近くのコーヒーショップへ。
普段なら絶対にしないけど、ここはオタク街なのだと割り切って、
カウンター席で印刷したペーパーをもそもそ二つ折りにしておりました。
その後ろに座っていた、ちょっと声の大きな女子二人の会話。
どうも、男性(恋人?)に帽子が欲しいと強請ったらしいのですが。

「……で、ハンティングの帽子が欲しいって言ったんだけどね」
「ああ、可愛いよね」
「買って来たのが、阪神の帽子でさー」

ちょ、吹き出した。白黒縦線の? 男らしいな。

結構恥ずかしい

少々遡りますが、春コミ上京の際、またしても18きっぷを使いました。
どうせ使い切るし、交通費の節約になるし、中途半端な時間に到着しても、
お泊り先の姉宅の鍵を持っていないので夜まで家には入れないし、
ぷらっとこだまのチケット取れなかったし、もうそれで良いよねー……と。

と言う訳で、またまた一連のふらふら道中メモを書き出してみます。

ちょっと早めに自宅を出発。
コンビニでお菓子と飲み物を購入し、電車に乗り込みました。
今回は、全体的に結構込んでいて、全く座れない区間もありました。
浜松駅にて少しだけ乗り換えに余裕があったのでトイレに行ったのですが、
これがやたらと混んでいて、しかも個室数が少なくて、ひやひやしました。
暫し様子を見た後、並んだ列は諦めて、駅員さんに新感線ホームに入れてもらい、
そちらのトイレを使いました。こっちの方が、広くて綺麗で使い易かったです。

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トイレを終えて慌てて買った駅弁は、自笑亭の「うなぎ弁当(赤ワイン仕込)」。
浜松駅の名物弁当だそうです。電車の中で、スマホチェックしました。へへ。
ふっくら肉厚のうなぎが贅沢なのですが、駅弁に二千円も出したのは初めてだな。
さて食べよう! と意気込んだのですが、何故かこの先の電車、
東京までずーっとロングシート車両だったんですよね。食べ難い……。
お腹減ったし、旅の恥はかき捨てだ! と、人が少ないタイミングを見計らい、
隅っこの席でもっもっと食べちゃいましたけどね。結局食べたの、四時位だったぞ。

おみやげだらけ

夏の18きっぷ旅行こぼれ話

戦利品の話。
当然ながら、今回の戦利品は磁器メインになりました。



バタフライハンドルを発見。多分、有田&伊万里、両方合わせてもかなりレア。

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有田にて、ラスト四枚をまとめ買い。お安い機械製なので、日常使い用。

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深川製磁さんのコンパクト鏡。店員さん曰く、近々製造中止になるそうです。

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松山にて発見。なんか美味しそう。でもマヨネーズって殆ど食べないんだよな。

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自宅に帰ったその日、伊万里で送った和牛が到着しました。

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バタフライハンドルのティーカップを見つけた時は、狂喜しました。
シンプルに見えますが、蝶の羽模様がほんのり浮き彫りになっているのです。
そして小皿の組紐模様は、有名な鍋島焼模様の一つ。
同じ模様の骨董品が東洋磁器美術館に展示されていますが、
大胆なデザインに、初めて目にした時から心惹かれていたのです。

さて。以上で夏の18きっぷ旅行話は終了。
長らくお付き合い、ありがとうございました。夏の話なのに、もう今は冬か……。

神はそこにいる

夏の18きっぷ旅行写真

なんか気になって撮影したけど、何処にも使えなかった写真です。



下関のとある地下通路入口。「気軽に」の言葉が妙にツボりました。

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福岡門司港近くには、こんな発祥の地もあるのですよ。

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一両編成なので、常に先頭車両。時々、おお、と思う風景に出会えます。

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徳島ホテル途中の橋。騙し絵になっているのです。

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板東駅ホームには、何故か鳥居がありました。御神木なのかな?

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車窓を眺めていると、到る所に鳥居がある事に気が付きます。
流石は八百万の神様の住まう国だな。

アバウトツアー

夏の18きっぷ旅行こぼれ話

今回の旅行での教訓。今後の自分用のメモです。

・荷物はトートに収める
何だかんだと乗り換えがあるので、カートって結構邪魔になります。
夏場だし、一週間ぐらいならトートで充分間に合いました。

・飲み物以外に、食べ物を常備
軽く摘む程度のお菓子があるだけで、心に余裕が出来ます。
うっかり買いそびれて、一食無くなる事もありますからね。

・レンタルサイクルの活用
場所によっては、スポットが離れているので、自転車は手軽で便利。
電動アシスト付き自転車、初めて乗りましたがかなり楽でした。

・宿泊場所の駅へは、夕方までに到着する
特に、その日のホテルが決まっていない場合は、
駅の観光協会が開いている時間帯までに到着した方が、何かと安心です。

・ダイヤに余裕を作る
時間待ちが全く無いダイヤを組むと、買い物やトイレ休憩が無くなります。
車のブレーキと同じノリで、ある程度の「遊び」も必要。

・電車の座席
常に、窓から日が差し込まない側に座るよう、気を付けていました。
勿論日焼けしたくないからですが、これだけで疲労度が違う気がします。

・日焼け止めは、ふくらはぎも忘れない
有田の教訓は忘れない。

あと、青春18きっぷで出来るだけ広範囲を回りたい人は、
移動の日と観光の日をはっきり区別したほうが、有効活用できるかもです。
とりあえず、電車のルートだけを決めて出発した旅行でしたが、
これだけアバウトさを発揮できたのも、やっぱり国内だからでしょうね。

我が家にゴール

夏の18きっぷ旅行メモ

板東から先は、ひたすら電車に乗って、関西へと向かいました。
香川から岡山、姫路、神戸……どんどん乗客が増してきます。
小腹持たせに駅でおむすびを買いましたが、
車内でこっそり食べるのが非常に申し訳無い混み具合でした。
そして、夜中に漸く帰宅。お疲れさまー。

相変わらずの、ホテルも碌に決めずのお気楽旅行でしたが、
とっても一人楽しくふらふらして参りました。
ちなみに今回の宿泊ホテル、一番料金が高かったのが松山の4350円也。
当日宿泊限りの特別料金! だったので、日付の変わる頃を見計らい、
夜中にホテルからスマホでポチポチ申し込みました。
つまり、それぐらい低コスト。ケチケチ旅行。根が貧乏人です。
もしかすると一番お金を払ったのは、姉に送った伊万里牛だったかも。
実は今回もオールナイト営業のスーパー銭湯宿泊を狙っておりましたが、
どうにも良い場所が見当たらず、しかも途中で女子の日が来ちゃったんだな。

何処も楽しくて、また行きたい所、零しちゃった所、み足りない所、
気になる所もあって、是非とも再チャレンジしたいなあ。
多分、青春18きっぷはまた利用しそうですね。

さて移動しよう

夏の18きっぷ旅行メモ

さて。日も高くなってきたし、この炎天下を歩くのは流石に辛かったので、
荷物を預けたタクシー会社に電話をして、迎えに来て貰いました。
迎えに来るのも早かったけど、駅に到着したのも早かった。五分くらい?

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荷物を受け取って駅にて暫く電車を待っておりましたが、
予定よりも随分早い時間に電車が到着。
あれ、これじゃないよね? まだ時間があるし、回送車? と思いきや、
どうやらこの駅で停車時間待ちをしていた模様。
発車の笛に、慌てて飛び乗りました。のんびり眺めている場合じゃねえよ。

あの味を伝える

夏の18きっぷ旅行こぼれ話

道の駅「第九の里」のインビスでは、ドイツのヴルスト等も販売もありました。
ちなみに、最も注目すべきは、こちらの販売しているパン。
鳴門市内に店舗を構える「ドイツ軒」のパンなのですが、
こちらのオーナーさんにパン作りを教えた方は、
板東収容所の俘虜兵さんにパン作りを教えて貰ってパン屋になった人だそうです。
つまり、師匠の師匠がドイツ兵さん。由緒正しき後継者さんですな。
ドイツ館には、パン教室を開催していたドイツ兵さんが、
地元の生徒に渡していたという認可証も展示されていました。
卒業証書の授与まであったんだ、本格的だったのか遊び心なのか、どっちだろ。

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お土産にドイツパンを購入。プレッツェル等も売っておりました。

軽くインビスで

夏の18きっぷ旅行メモ

昼食は隣接した道の駅「第九の里」にて頂きました。
軽食コーナーには、ドイツのインビスのメニューが並んでおります。
注文したのは、チューリンゲルンヴルストのホットドッグ。
ヴルストの種類が沢山ありまして、ここら辺がドイツ風ですな。
堅いドイツパンかと思いきや、ふかふかしてて、美味しかったです。

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伊万里では随分贅沢な食生活をしてしまったので、
以後の日程ではちょっと食べ物への出費を抑えております。
尤も、ゆっくり食事する時間が無かったってのもありますけどね。

なんの資料だか

夏の18きっぷ旅行写真

俘虜収容所の合った頃、板東は「ハイカラな村」と言われたみたいです。



バルトの庭には、キャストさんが使用していた付け髭も残っています。

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ドイツ館に展示されている、ステッヘル少佐の書いた額縁。

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ムキムキドイツ兵が制作した絵葉書。イラストのメルヘンさにときめいた。

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ドイツ館は、申請書に記入すれば館内撮影可。公開もオッケーと確認済みです。
板東に関するエピソードは、腐女子視点とはまた別にとても興味深く、
何らかの形でまた取り扱いたい題材ですね。

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