件の検査を受けに行った話・2
翌朝の目覚め時、咽喉の熱とだるさに、やっちまったと悟りました。
元より粘膜が弱くて、風邪をひく時は大抵が咽喉から。
原因が予想できるだけに、家庭内ウィルス対策を継続させつつ、
とりあえず家庭療法を試しながら、様子を見ることにしました。
念の為にと一月中頃から体温は毎日継続して測っておりましたが、
この日は平熱よりもやや高め。ただ、誤差の可能性もアリ。
ただ困ったのが、咽喉の痛みと止まらない酷い咳。
特に最近はちょっと咽て咳き込むのさえ、周囲に憚られるご時勢。
二重マスクをして、咳の際はハンドタオルで口元を覆うのですが、
それでも外聞は頗る悪く、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、
こまめにうがいと喉スプレーを使い、市販薬で誤魔化しておりました。
それでも、日に日に声のかすれが悪化。なにやってんだ、自分。
そして、決定的なことが発覚。
その日は家人が外食でお出掛けする中、一人自宅でお夕食。
出掛けるのも怠いし、咳も酷いし、外出は自粛していたのです。
作るのも面倒で、レトルトの牛丼と冷凍うどんを使った、
牛すき煮込みうどんを作っておりました。手抜き料理、すまんのう。
なんと。
一口食べて、全く味がしない事に気が付きました。