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それはあるある

嫉妬考の続き……的な感じで。

昔友達と、男女の恋愛観の違いを話したことがありました。
すんごい「それ、あるある! 判る!」と思ったことのひとつが、
「女は期限があるけど、男は永遠だと思っている」という話。

例えば、長く付き合っている恋人がいて。
女性は肉体的な問題もあるので、ある程度の期限を決めて見極め、
「ああ、この人は自分と結婚する気が無いんだな」と判断すれば次へ行く。
でも男性は、例えそんな形で別れたとしても、別れた女性が結婚しても、
何の根拠もなく、今でも自分のことを好きだと思い込んでいる……らしい。

当方性別的に女なので、そこんとこの男性の気持ちはよく分かりませんが、
でもそれって当て嵌まる人多いよなーと凄く頷いてしまいました。

尚、自分の推しで、それが如実に表れていると思えるのが、悟チチ。
チチさんは待っても待っても迎えに来てくれず、
我慢できる期限がリミットに達したので、ならばと自分で行動した。
悟空さは、好き勝手し続けているのは、いつまでも、自分が何をしても。
チチさんは変わらず自分を好きでいてくれると、根拠なく思い込んでいる。
あくまでチチさんが我慢強く、
本気で悟空さが好きだから成り立っている夫婦。
実際、現代のリアルの夫婦像で考えると、かなり旦那にムカつきます。
勿論、世の中にはそれでうまくいく夫婦もあるだろうけれど、
もしチチさんが自分の友人なら、悟空さに対して怒鳴りたくなるだろうな。

この時の会話の中で、「女性は切り捨てたら本当にすっぱり切るけど、
男性は切り捨てたと言いつつ、繋がりを絶対求める」とも言ってたな。
正直、これにもすんごい勢いで頷いてしまいました。
つまり、女性の方が未練を断ち切るのが早く、潔いってか?

散歩中に考えた

自分の推しカプに見る、嫉妬考。



・封神(楊太)
楊戩さんは嫉妬深いタイプ。
自分の大事にしている恋人を人にとられるのが我慢できない。
勿論師叔が好きなのもあるけど、彼のプライドの高さ故。
師叔はひっそりと焼きもちを焼くタイプ。
内心はそれなりにモヤモヤすれど、決して表には出さない。
そして、最後は諦める。いろいろと。ある意味、一番困るパターン。

・ドラゴンボール(悟チチ)
悟空さは、そもそも嫉妬など知らない。
多分しない。でも、チチがいなくなる状況は困る。馬鹿亭主。
やきもちは焼かないけれど、その存在を奪われるのは堪らなく嫌。
チチさんは女の子らしい、一般的なやきもち焼き。
かーっとなったり、はらはらしたり、泣いたりと忙しいけれど、
乙女心さえ満たせば、機嫌は治る。一番騙されやすいパターン。

・ヘタリア(普日)
師匠もあまり嫉妬するタイプではなさそう。
嫉妬より寧ろ、征服欲の方が強そう。元軍国だしね。
嫉妬とは微妙に違えど、構ってくれなくなるのは腹が立つ。
祖国は嫉妬することに遠慮しそう。
そんな、自分ごときが烏滸がましい、と自己嫌悪する面倒臭い系。
嫉妬することに不器用で、変に誤解されるかも。



……等と、妄想。自分一人が楽しい。

笑う犬との生活

もふもふに癒されたいなーと考えていたら、こんなものが出来ました。

以下、妄想。ジャンル違い要注意。
ヘタリア、普日、獣? 要注意。



最近猛烈に仕事が忙しいくたびれたサラリーマン、本田菊さん。
日々の疲れの中、モフモフに癒されたい、モフモフに埋まりたい、
そんな愚痴をこぼした所、動物好きで大型犬を多頭飼いしている
上司のゲルマンさんから提案をされます。

ゲ「そんなに癒されたいなら、一匹譲ろうか」

不憫にも貰い手が見つからず、成犬になってしまった子が一匹いる。
頭は賢いし、気立ても悪くないが、人を選り好みする所があってな。
もしお前さえ良ければ、一度お見合いに、我が家に来ないか?
そう誘われて、ウキウキ気分でゲルマンさん宅に招待されて行ってみると。

菊「……え……この子、ですか?」

目の前に現れたのは、見上げるばかりに立派な青年男性。
身長たかっ。眼つきこわっ。ガタイでかっ。銀髪? 赤目? アルビノ?
大型犬を多頭飼いしているのは聞いていましたが、流石にこれは予想外。

ゲ「驚いたか? 結構大きいとは説明したと思うが」
菊「いや、その……大きいのは、覚悟していたのですが」

驚きは別の方なのですが、そんな心は伝わらず。
ソファに座っても隣に来るし、コーヒー飲んでる時もじっと見てくるし。
肩組んでくるし。凭れてくるし。鼻近付けてクンクンされるんですけど。

ゲ「珍しいな、ギルベルトがこんなに人に懐くのは」

え? これ懐いてるんですか? ちらりと見ると、ニヨと笑うギルベルト。

ゲ「是非、この子を貰ってくれないか。お前を随分気に入ったようだ」

ひと通りのしつけは済ませている。そんなに手はかからない筈だ。
自分のことは自分で出来る子だし、疲れたお前を癒してくれるだろう。
幸せな家族にしてやってくれ、偶には遊びに連れて来てくれると嬉しい。
ギルベルト、今日から彼がお前の家族だ。仲良く、そして幸せにな。

そう言われ、あれよあれよという内に、お引き取りが決定。
ギルベルトの日常生活品諸々を手渡され、そのままお持ち帰りすることに。

ギ「おー、ここが今日から俺様の家になるのかー」
菊「えっ、しゃ、喋れるんですかっ?」

嬉しそうに、菊さんの家を見て回るギルベルト君。マンション? 一軒家?
どちらでも良いけど、部屋数は少ない方が良いかな。
頭に疑問符がいっぱい浮かべつつ、それでも今日の為にと準備しておいた
カリカリのドッグフードをギルベルト君に与えようとしてみますが。

ギ「……お前、いっつもこんなモン食ってんのか?」

だからこんなに細っこいんだな。ちょっと待ってろ。
腕まくりしつつ、キッチンに向かうギルベルト君。そして暫く後。

ギ「ほら、食え」

テーブルに並ぶのは、ジャーマンポテトとジャガイモスープ、サラダ等々。
そう言えば最近、栄養補助食品ばかりでしたね。ちょっと芋率高めですが。
美味しいそれらに舌鼓打ちながら、向かいに座るギルベルト君を見遣り。

菊「……それ、食べても大丈夫なんですか?」
ギ「あ? 安心しろ。俺様はあんまり好き嫌いはねえからな」

まあ、にんじんはあまり好きじゃねえけどよ。
そう言いながら、玉ねぎ入りのスープやサラダを食べるギルベルト君。
てか、いつの間にこの人、缶ビール開けているんですか?

そして寝るときは、ちゃっかり菊さんのベッドに入ってこようとします。

菊「こら、君のベッドはあっちですよ」
ギ「はあ? あんなの、入れる訳ねえだろ」

既に大型犬を貰う気満々で、ゲージやベッドも用意していたのですが、
流石にギルベルト君には無理そうです。サイズ的に。

ギ「ほら、癒されてえんだろ」

親父が言ってたぜ、すげえ頑張り屋で、癒されたがっていたって。
俺様で癒されやがれ。いや、ぎゅっとされても硬いんですけど。筋肉が。
でも……頭を撫でてくれる感触は、ちょっと気持ち良いかもしれません。

そんな筋肉系モフモフと菊さんの、ハートフル? な生活が始まる、的な?
書き始めたら、面白くなってきました。ちょっとSSに書き直そうかな。
てか、犬欲しいなー。モフモフに癒されたいのは、自分もなのです。

連ドラ路線的な

サッカーな小ネタ、昨日の続きの後編。

以下妄想。完全オリジナル。
幼馴染にした方が良かったかな? な男子と女子。

女子と陽気で人の好いチームメイトの某が仲良くなる様子に、
勘違いをした男子は、それとなく距離を取ろうとします。
あれ? と違和感を感じ始める女子に、ここでライバルが出現。

相手はサッカー好きで有名な、グラビア出身のモデル兼タレント。
男子とは、以前にテレビか雑誌かで仕事を一緒にした間柄。
こちらでの仕事があり、ついでにそのまま現地で休暇を取り、
サッカー観戦とそして男子に会いに来たのです。
見るからに美女で、しかもぐいぐい迫るタイプの彼女はそう、肉食系。
てか、サッカー選手の奥さんって、美人さんが多いですよね。

折角再開したし、一緒に食事に行こうと強引に誘われ、
オフの日の予約を取り付けて観光巡りに引っ張り出されます。
男子的には、モーション掛けられているんだろうなとも、
こっちを伺っているのかなとも、なんとなく理解します。

人付き合いが苦手で生い立ちにコンプレックスのある男子としては、
自分が結婚して、家庭を作るなんて、想像が出来ませんでした。
ましてや好きな人が出来るとも思っていなかったので、
彼女に振り回されつつ、これが恋人ってものなのかな? と自問自答。
少々強引だけど、楽しくない訳ではないし、彼女からの好意も伝わるし、
ちょっと我儘はあれど、素直で甘えているのかとも考えられるし、
美人だし、自分なんかには勿体ないような子だろうなとは思うし。

サッカーしか知らない馬鹿な自分は、一生結婚とは無縁かも知れない。

学生時代の友人やチームメイトが色めいた話を持ち出しても、
その中に加わるような経験は勿論、サッカーがなにより中心だったので、
自分の周りには交流のあった女性の影さえなかったな。
唯一……女子とはあったけど、でもチームメイトと良い感じだし。
モデルの彼女が好きかと問われればよく解らないけれど、
でもこんな自分に好意を持ってくれる子なんて、そう出会える訳がない。
そう考え、男子としては前向きに考えてみようと気持ちを切り替えます。

彼女が練習を見に来たり、終わった後は一緒に食事に行ったり、
しかも何故か某と一緒にさせようとする雰囲気に女子はモヤモヤ。

某「あいつ、俺がゲイって知っている筈だけどな」

なんか勘違いしているんじゃないか? そう心配する某に。

女子「でも……彼女、凄く美人だし」

人気もあるし、男の人的にはあんなタイプに惹かれるんだろうなって。
男子君も海外移籍が決まった頃から注目度が上がっているし、
サッカー選手ってモデルとか芸能人と結婚する人が多いし、
ちょっと自分では敵わないなっていうか、無理っていうか。
改めて振り返ると、学生の頃から助けて貰ってばっかりで、
ちっとも力になっていないし、寧ろ迷惑かけちゃっているし。
そのくせ海外の移籍先のキャンプ地までしゃしゃり出て来て、
一歩間違えればストーカーと勘違いされ兼ねないし。

某「この世界には、美人ってどれぐらいいると思う?」

数え切れないほどいるのに、しかも好みなんて人によって全然違うし。

某「でも、女子は世界に一人だけしかいない」
某「そんな女子の魅力も、世界で一つだろ」

ネガティブモードになる女子を元気づけるチームメイト。
欧州の人だったら、多分これぐらいは言う。多分もっと良いこと言う。

女子「ありがとう。優しいね」

自分で書いていながら、この二人が一緒になる方が幸せな気がしてきたぞ。

そんな中、にモデルの彼女との熱愛報道が、週刊誌に流されます。
え、熱愛って? まだ全くそんな関係ではないものの、
傍から見ればそう見えなくないのか? 首を傾げる男子ですが、
実はこれ、小悪魔彼女の既成事実作りの策略だったら、流石にクドいか。

某「女子はまだ、何も言っていないんだろ」
某「一度、ちゃんと気持ちを伝えでみなよ」

そう背中を押されて、よし! と心を決めて男子に会いに行こうとするも、
なかなかタイミングが合わずにすれ違いが続きます。
やっと、男子に会えるかと思ったら、モデル彼女と一緒にいる所に鉢合せ。
モデル彼女の故意なのか、事故なのか、二人のキスシーンに遭遇。
ここで女子は、自分の気持ちを伝えることを諦めます。

女子「男子君の邪魔にはなりたくないもん」
某「でも、好きなんだろ。諦められないんだろ」
女子「……うん」

女子「でも、良いの」

女子「ずーっと一人の誰かを好きであり続けるのも、悪くないかなって」
女子「そんな馬鹿な女が、世界に一人ぐらいいても良いかなって」

まあ、でも今後はテレビとか、スタジアムで彼を応援するよ。
ストーカーにはなりたくないしね。そう笑い、帰国を決意する女子。
そんな女子に、男子は……?



……と、まあ、ここまで考えておりました。オチはありません。
てか、こんな二人がどうやって引っ付くのか、自分も知りたいよ。
連ドラっぽいラブストーリーを考えていたのですが、
やっぱりどうも自分は恋愛ネタを考えるのが苦手なようです。

サッカーな小話

オリジナルなワールドカップネタをちょっと書き出してみます。
大分昔の……岡ちゃんジャパンの頃だったかな? 考えたネタ。
所謂、健気でいい女、を試行錯誤していたと思う。

以下、妄想。完全オリジナルネタ。
幼馴染、もしくは同級生だった男子と女子。

男子の方はちょっと世知辛い家庭の生まれで、人付き合いが苦手。
口数が少なくて不器用だけど、常識人で、口下手だけど優しくて、
ちょっと自分の家庭の事情にコンプレックスというか、引け目がある。
(虐待とか、貧乏とか、犯罪者とか、実の親じゃないとか、そこら辺)
サッカーが大好きで、真面目で努力家で、実力も実績もあり、
プロになりたくて、子供の頃から欧州クラブにスカウトされて、
いつか日本代表選手としてワールドカップに出場することが夢。

女子の方は明るくて、前向きで、そこそこ可愛くて人気のある子。
たまたま同じクラスでなにかの係か委員会かで一緒になって、
以来女子の方は、取っ付きにくいと思っていた男子に好感を持つ。
んで、ある日。学校の帰りに女子が暴漢に遭遇。助けたのは男子。
最初は外聞が悪いだろうと内々にしていたのが、何処かで拗らせて、
男子が犯人みたいな風潮になり、サッカー部を辞めさせられる危機に。
結局女子が自分で真実を公表し、噂が学校中に広がってしまい、
若いお嬢さん的な心情を配慮して、女子は離れた学校へ転校。
男子はサッカー強豪校からの転校を免れ(スポーツ推薦だったとか?)、
全国大会に優勝し、卒業後は念願のプロサッカー選手に。
その後、プロリーグでも成績を残し、某欧州チームへ移籍。

で、その欧州移籍後。

女子「頑張っているね」
男子「なんで……ここに?」

大学を卒業して社会人になった彼女が、仕事で彼のクラブの取材に。
スポーツ紙の記者とか、カメラマンとか、ライターとか、かな。

女子「夢が叶って良かったね」
女子「ずっと応援していたよ」
女子「雑誌とか、テレビでも見ていたし」
女子「実は試合も観に行ったりもしていたんだ」

相変わらず口下手なままの男子に、昔と変わらずよく話しかける女子。
懐かしい雰囲気と笑顔に、男子の空気もほぐれてきます。

女子「学生の頃もあんまり話さない方だったから」
女子「慣れない欧州で大丈夫かなって心配したけど」
男子「まあ、なんとかやっているかな」
女子「だよね。あの頃から、英語は一生懸命勉強してたし」
女子「英語だけじゃなくて、こっちの言葉も勉強してたもんね」
男子「知ってたのか」
女子「知ってるよー」
女子「あれから私もこっちの言葉を勉強して」
女子「いつかこっちに来て、君の試合を応援に来たかったんだ」

その言語力が買われて、まだ若手の彼女がこの仕事に抜擢されました。
しばらく滞在して、今シーズンの試合のレポートをする予定。
なので、連日キャンプ地に男子の練習を見に来ます。
押しつけがましくない程度に声をかけ、食事に誘ったり、
男子としても日本語に飢えていた頃なので、それが嬉しいし楽しい。
まるで、学生の頃に戻ったような気分で、コンディションも上昇。
普段あまり喋らない男子が、時々彼女とは会話する様子に、
チームメイトも興味を示し、次第に顔見知りや交友関係ができます。
基本的に、女子の方は普通に社交性のあるタイプなのです。

チームメイトにガールフレンドか? 恋人か? と揶揄われますが、
生真面目な彼は違うときっぱり否定。学生時代の事件が頭にあるので、
彼女に対して噂を立たれることに、どうしても過敏になりがち。
あいつは思いっきり否定していたけど、そうなの? と
チームメイトから聞かされ、笑いながらも内心しょんぼりしてしまう女子。

そんな中、特に彼女と親しくなってくる、某チームメイト。

某「ホント、良い子だよな。一緒にいてて楽しいし」

彼女は昔から、誰とでも楽しく過ごせて、男女ともに人気があったよな。
別に自分だけが特別じゃない、と複雑内心になる男子。
彼女は単に仕事で来ただけで、自分に会いに来たわけじゃないし。
異国の地での同国意識で親しくしてくれているだけで、勘違いすんな自分。

某「今度、パーティーでもしないか? 丁度、男子の誕生日も近いし」

偶々三人で一緒にいた際、そう提案されて、男子はぎょっとします。
あまり社交的ではないし、パーティってなにすりゃいいの? だし、
いや、そう言うの苦手だから……と断ろうとする男子に。

女子「あ、良いね。折角だし、日本料理でお祝いしようか」

場所は、日本人的にはやや広めの、一人暮らしの男子のアパートメント。
早目の時間に女子が、日本の食材を両手に抱えてやって来ます。
キッチンを借りて、彼女が準備をしたのは、それは見事な日本料理。
巻き寿司、お稲荷、てまり寿司、コロッケ、メンチカツ、焼き鳥、
お煮しめ、卵焼き、お好み焼き、わさびドレッシングのサラダ等々、
苺大福や、みたらし団子や葛餅等の甘味も含めた和食多めのメニュー。
味は勿論、見た目も華やかなそれらに驚く男子に。

女子「実はね、フードコーディネイターの資格を取ってるんだ」
男子「シェフ志望だったのか?」
女子「んー……そう言う訳じゃないけど、まあ、知識としてね」

アスリートフードマイスターと言う資格があるそうでして、
スポーツ選手の奥さんが持っているケースが多いようですね。

パーティーは無事終了。皆が本格的? な日本の家庭料理に満足し、
今まであまり喋る機会のなかったチームメイトと話が出来て、
男子としても予想以上に楽しくて、彼女に感謝します。

女子「美味しかった? また食べたくなったら、声をかけてね」
女子「男子君の好きな食べ物、作れるようにしておくよ」
女子「私も楽しかったし、男子君にも楽しんで貰えてうれしい」

明るく気の利く女子に、チームメイトからの好感度も上がります。
特に某とは、一緒に対戦したテレビゲームでも盛り上がり、
趣味や好みも似ていて、そのまま意気投合します。

某「あ、でも俺、ゲイだから」

男子君は駄目だからね! と念を押す女子に、大丈夫と笑って否定。
良い奴だけどタイプじゃないし、ノーマルには手を出さないから。

某「まあ、女子が男だったら、好きなっていたかもな」
女子「でも、私が男だったら、出会うこともなかったと思うよ」
某「そりゃそうかもな」

そのまま友達になり、一緒に飲みに行ったりするようにもなります。

女子「サッカーに限らず、スポーツってその人の本性が出るよね」

彼女の持論では、特に体力勝負のスポーツは顕著に見られる。
走り回って、しんどくて、頭が朦朧としてしまう中での行動が、
結局その人の本質をむき出しにしてしまうんじゃないか、と。

女子「男子君はね、笑顔が出るの」

普段はあまり表情を変えないし、控えめにしか笑わないけど、
でもゴールして得点を入れた時はすっごい満面の笑顔になるの。
試合中でなきゃ、サッカースタジアムでなくちゃ見られない笑顔なの。

女子「だから私、男子君がサッカーをするのを見るのが好き」



二次変換できないかなーとも思いましたが、ちょっと無理そう。
女子が桜さんっていうのもちょっと違うし、男子がギルさんってのも無理。
男子は寧ろ菊さんかな? とも考えましたが、
女子をユル姐さんにはできないし、いっそ台湾ちゃんの方が近いかな。

薔薇ネタで妄想

バラ栽培をしつつ、普日妄想。
とりあえず、嵌ったものはネタに利用してみるスタンス。
因みに、ローズ栽培に勤しむ方のことをロザリアンと呼ぶそうです。

以下妄想、ジャンル違い要注意。
ヘタリア、ギル菊。



一般人ギルさんと、ガーデンアドバイザー兼育種家菊さん。

フリッツ親父が亡くなり数年、親父が育てた庭のバラが枯れそうになり、
慌てて手入れするも、どうやっていいか判らずまごつくギル兄さん。
とりあえずマニュアル本を読んだり、ネット検索で調べる中、
ふと目に留まったのが、某フラワーガーデンのバラの講習会。
ふーん、ここから近いよな、講師は本も出版している有名人か、
この日なら空いているな、いろいろ聞けるかも知れねえし、
まあもの試しにいっちょ行ってみるか。予約申し込みボタンポチー。

当日。会場に行って早々後悔するギル兄さん。うわ、女ばっかじゃね?
しかもマダム層多っ。まあ、家の庭いじりする余裕があるのって、
やっぱり専業主婦が多くなるか。あれ、つーか今日の講師が人気なのか? 

場違い感を肌で感じつつ、キョロキョロ見回すと。

ギ「あ、なんだ。若い男……だよな? もいるじゃねえか」

通りがかりの女性に笑顔でお辞儀&会話する彼の姿を、遠目に発見。
知り合いが多いみてえだけど、この店の常連なのかな。
つーか、俺様浮いてね? 入りにくいぜー。でも折角来たしなー。
ちらと離れた場所から彼と視線が合い、ぺこりと頭を下げられ、
ギル兄さんも同じようにお辞儀返しします。農学系の学生かもなー。

そして講義が始まり、壇上に登場した姿に、ギルさんの頬杖がズレる。

菊「本日の講師を務める本田菊です。よろしくお願いします」
ギ「(あいつが講師だったのかよ)」

ザ・お約束パターン。
講師っつーからオッサンじゃねえのかよ。え、ローズチーフ? 年上?
しかし講義が始まると、なかなか分かりやすくて感心するギルさん。
やっぱ男だよな。低いけど、良い声してるよな。耳障りが心地よいつーか。

講義が終わり、入り口でお見送りしつつ、来訪の皆さんに挨拶する菊さん。
そんな中、退場最後尾にやって来るギルさんに。

菊「本日はご参加ありがとうございました」
ギ「初めてだったけど、すげえ判りやすかったぜー」
菊「そう言って頂けると、とても嬉しいです」
ギ「なあ、ちょっと聞きてえんだけど」

携帯で写真を見せるギル。画像は、状態の良くないバラを撮影したもの。

ギ「これさー、去年の夏から調子悪くてさー」
菊「ああ、ガブリエルですね」
ギ「枝見ただけで分かんのか?」
菊「中央が紫の白い花ですよね。夏や秋に開花させましたか」
ギ「そういや暑い中、よく花が咲くよなーって思ってたな」
菊「バラは、長く花を咲かせすぎると、株が疲れちゃうんです」
ギ「そうなのか?」
菊「この花は難しいんですよ。良く花が咲きましたね」
ギ「あー、それは俺じゃなくて……」
菊「それより寧ろ、こちらの方が気になります」

示すのは隣に植えられている別のバラの樹。

菊「ここ、もしかすると虫にやられているのかもしれません」
ギ「え、マジ?」
菊「このままだと、遅かれ早かれ、根元まで枯れちゃう可能性があります」

言われるままに処理すると、菊の言葉通り、枝の中に虫を発見。
やっべー、あいつの言う通りだったぜ。あんな画像だけでよく解ったな。
感心しつつ、お礼を伝えようとガーデンにやって来るギル兄さん。

ギ「言ってた通りだったぜ。ばっちり処理した」
菊「それは良かったです」
ギ「バラを育てるのって難しいよな」
菊「でも、手を掛ければその分だけ、ちゃんと答えてくれるんですよ」

以後、こまめにガーデンにやって来るギル兄さん。
菊さんを見つけては、質問したり、あれこれ話すうちに仲良くなります。

ギ「おまえの言った通り、毎日ちょっとだけでも見るようにしてんだぜ」
ギ「面倒臭えって思う時もあるけど、やり出すと結構楽しいよな」
ギ「聞いて驚け。ほらここ、ここっ。新しい芽を見つけたぜっ」

菊「お父様の残されたお庭のバラ園ですか。それは大切にしたいですね」
菊「きっとバラの方も、バイルシュミットさんに応えたかったんですよ」
菊「咲かせたら、是非私にも見せて下さい」

因みにギルさんとアーサーさんは同僚だったりして。

ア「バラの事なら、まあ、俺が教えてやらなくもないぞ」
ア「勘違いすんなよ、お前の為じゃないからな」
ア「ただ、枯らしてしまってはバラが可愛そうだから、仕方なくだぞ」

ギ「いや、いいし」
ア「折角言ってやってるのに、なんでだよっ」
ギ「だってお前に聞くと、何かめんどくさそうだもん」
ア「ふざけんな、ばかあっ」

だから、そういう所がだよ。

ギ「それに俺には、もう優秀なアドバイザーがいるからな」

ニヨニヨしながら、バラの本を捲るギル兄さん。著者は菊さん。



……とまあ、そんな話。設定を逆にしても良さそうですよね。
眉毛の太い友人に友情の証として貰ったバラを枯らしそうにしてしまい、
慌てた菊さんがネットで見かけた近所のガーデンの講習会に行くと、
出て来た講師は銀髪赤目。え? 外人? 眼つき怖い! と思いきや、
日本語ペラペラで俺様で妙に人懐っこいドイツ人ローズコーディネイター。
ドイツ品種のバラを日本で紹介する現地販売員だとか。

実は、こちらをオフにしようかと悩んでおりました。
もうちょっとバラを勉強してから、チャレンジたいネタです。

お見合い成功か

お見合い番組の、更に続きです。

以下、妄想。ジャンル違い要注意。
ヘタリア、菊ユル&ちょっとだけギル桜もかな?



「では続き、ご覧ください」

「こちらです」
(案内されてやってきたエリアに立ったユールヒェン)
「……うわあ」

(ナレーション、イメージムービー)
今回、本田さんが連れて来たのは、国立はたち海岸公園。
海岸沿いに位置する広大な国立公園には、
アトラクションも供えられた遊園地、バーベキューガーデンなども併設されている、
大人から子供まで一日中遊んで楽しめるフラワーガーデン。
複数に分けられてエリアには、様々な種類の植物がそれぞれに管理され、
一年中季節の花を楽しめる。二人が訪れた際真っ盛りだったのは、ネモフィラ。
見え渡す限りの丘の上が一面、可憐な花で真っ青な絨毯になっている。

「すっげー……」
(並んで和やかに遊歩道を歩く二人)

『なんだよ、雰囲気良いな』

「綺麗だな」
「この辺りからの景色は、絶好の写真スポットで有名なんですよ」
「そう言えば、カメラが趣味って」
「ああ、はい。そうですね」
「どんなのを撮るんだ?」
「大体……風景が多いですね。自然の」
「自然って、山とか?」
「時々、撮影旅行もするんですよ。去年はカナダにオーロラを撮りにとか」
「ええっ」
(おお、ワゴン車のギルベルトと会場でどよめき)
「三日ぐらいキャンプを張ったりとか」
「三日!」
「オーロラが出るのをずっと待ってて。寒いから毛布にくるまって」
「すげえな」
「暇になったら、氷に穴を開けて魚釣ったりして。で、それ焼いて食べて」
「(笑い)なんか、思ったよりワイルドだな」
「そうですか?」
「だって、なんか一見、あんまりアウトドアって感じじゃなくて」
「よく言われますけどね」
「(ふうんと頷きながら)本田さんが撮った写真、見てみたいな」

『これは相手に興味を持つという、第一歩ですね』
『あいつ、興味がなければ、完全スルーすっからな』
『良いですよー、菊さん。手応えアリです』

(ナレーション、ムービー)
道路の上を走る周遊電車に乗って、二人は飲食エリアへ移動。
向かったのは、公園内に設置されたレストラン「ガーデンハウス」。
丘の上にあるこのレストランは、テラス席で海を眺めながら、
ホテルのレストランを務めた経験のあるシェフの本格イタリアンが楽しめる。
中でも人気なのが、一日二十組限定のコース。
季節素材をふんだんに使ったメニューは、女性客にもお薦め。

(テラス席で向かい合ってランチをしながら)
「家にいる時は何をしているんだ?」
「特にこれと言ったことは無いですが、まあ、凝った料理に挑戦したり……」
「そう言えば。桜も料理が好きだよな」
「そうですね。時々一緒に料理したりしますよ」
「ええっ、二人で料理するのか?」
「たまに、ですが。テーブルに座って、一緒に餃子包んだり」
「(笑いながら)仲良いなー」
「餃子の皮を包むのだけは、桜さんよりも私の方が上手なんですよ」
「自信ありげだな」
「自信ありげです」

(ワゴン車内の二人、笑いながら)
『そうなのか?』
『そうですねー。菊さん、早いんですよ』
『餃子を包むのが?』
『手が大きいからでしょうかね。競争しても、勝てたこと無いです』

「そういやギルも、たまに料理で器用を発揮する時があるからな。従弟の」
「ギルベルト・バイルシュミットさん?」
「おう。ヴルストはいつもあいつが作っていたな」
「ヴルストって、ドイツのソーセージでしたっけ?」
「そうそう」
「手作り、出来るものなのですね」
「おう。市販のものより、全然美味いんだぜ」
「やっぱり違いますか?」
「ほら、ハンバーグも、買った冷凍の物と、家で作ったものと違うだろ」
「ああ、成程。良いなあ。食べてみたいですね。手作り……ヴルスト? ですか」
「食べて見るか? 我が家の秘伝ヴルスト」
「良いんですか?」
「桜とギルも呼んでさ」
「楽しそうですね。バーベキューしますか」
「お前の餃子も食わせてくれよ」
「餃子ブルストパーティーですね」
「餃子ブルストパーティー」

(ワゴン車内、爆笑)
『なんだよ、餃子ブルストパーティーって』
『餃子ブルストパーティー(笑)』
『良いな、それ』
『私も手作りブルスト、食べてみたいですね。美味しそう』
『てかお前、あいつと知り合いだったんだな』
『はい。実はそうなんですよ、仲良くさせてもらっています』

(カメラ、スタジオに戻る)
「如何ですか、カークランドさん」
「つか、マジかよ。こいつ、出来過ぎじゃね?」
「本田菊さん」
「そう、本田菊。なんか、ムカつくぐらい、優等生なんだけど」
(スタジオモニターに、本田菊クローズアップ)
「ロボット工学の実業家? で、穏やかで、料理も出来て、で、あれだぜ」
「桜さんから聞いた所では、あんまり人付き合いが得意な方ではないとか」
「いや、あれだけ初対面の女と話せば充分だろ」
「そうですね……ボヌフォアさん」
「うーん、高スペックだよね、彼」
「高スペック、(笑いながら)確かに」
「あれで彼女がいないって、ちょっと信じられないよね。皆、見る目ないよ」
「ご当人曰く、仕事柄、人と知り合う機会が少ないそうですが」
「あれなんかな。周りはおっさんばっかりなんかな」
「おじいちゃんおばあちゃんの人気は高いとかおっしゃってましたね」
「なんかわかるわー。だって、なんか、癒されそうやん?」
「そうそう、癒し系」
「声がね、良いよね」
「私としては、ユールヒェンのガサツさが心配になって来ましたよ」
「ガサツさ(笑)」
「彼は本当に、彼女で大丈夫なのでしょうか」
「言えてる言えてる」
「では、続き。参りましょうか」



いえ、続きません。ここまで書いて読み直し、読み難さのあまりに没りました。
四人の餃子ブルストパーティー、肉々しい組み合わせですが、
ちゃんとお野菜も焼きますよ。バーベキューですからね。
ギルユルさんは嬉々としてじゃが芋のバターホイル焼きを作りそうだし、
菊桜さんは焼きおむすび用のおにぎりとお味噌を持って来そうです。

菊ユルギル桜、良いですよね。もっと書きたいし、もっと読みたいぞ。

バラエティ番組

お見合い番組の続きです。
個人的に、どうにも桜さんが芸能人設定というのがピンときません。

以下、妄想。ジャンル違い要注意。
ヘタリア、菊ユル&ちょっとだけギル桜もかな?



(市街地の映像、駅のランドマーク前)
「あ、あれ? もしかして……」
(ユールヒェン・バイルシュミット、小走りに近付いて)
「初めましてー。あー……と、本田、菊、さん?」
「はい」
(クローズアップ)
「初めまして(丁寧なお辞儀と緊張気味の穏やかな笑顔)」
(画像静止、テロップ、本田菊・三十二歳)

(イメージムービー)
 某大学院卒業後、有志と共にベンチャー企業を立ち上げた青年実業家。
 穏やかな風貌の彼は、しかしこう見えて、幼い頃から剣道を嗜み、
学生の頃は大会優勝を果たした程の実力を持つ文武両道の日本男児。
 幾つかの審査をそれぞれ行い、候補者を絞り、最終的に彼が選ばれました。

(画面切り替わり、ワゴン車内の実況コメンテイター)
「ギルベルトさんとユールヒェンさんは、従姉同士でいらっしゃるとか」
「そうそう。しかもなんと。実はこの本田菊さんは……え、お兄ちゃん?」
「はい(笑いながら頷き)」
(どよめき)
「絶対俺達、それだけの為にゲストに呼ばれたよなー(カメラに向かって指さし)」
「ですよねー(苦笑)」
「でも、似てるよな。なんかこう、雰囲気が」
「そうですか?」
「どんなお兄さんだった?」
「うーん……おっとりしてて……割とマイペースなタイプかもしれませんね」
「ふうん」
「従弟から見て、ユールヒェンさんはどんな方ですか」
「生意気だし、口悪いし、乱暴だし、絶対嫁の貰い手ねえって思ってたな」
「えぇー」
「まあ、現にそうなった訳だし」
(笑い声)

(画面切り替わり、公園のお見合いの二人)
「えっと、では移動しましょうか」
「あ……はい」

(左下ワイプから、ギルベルト・バイルシュミット)
『はい、って。いつもだと、おう、だぜ。緊張してやんの、あいつ』

(駐車場へ誘導、乗り込んだ車の中)
「車、大丈夫ですか。乗り物酔いとか」
「あ、いや。平気だ、から」
「ご気分が悪くなったら、いつでも言って下さいね」
(エンジンをかける、同時に流れる音楽)
「……あれ、この曲」
「あ、はい」

(同じワイプから、本田桜)
『この曲あれですね、去年公演された音楽舞台の』

(イメージムービー)
(テロップに公演タイトル、振り付け・出演、ユールヒェン・バイルシュミット)
「観に来てくれたのか」
「ええ。凄く良くって、観終わった後、ロビーでCD買っちゃいました」
「(ユールヒェン、音楽に合わせて鼻歌)」
(会場、笑い)

『機嫌良くなってやがんの』

(本田菊、笑いながら、オーディオ操作)
「(前奏に)おっ」
(音楽に合わせて歌い始めるユールヒェン、会場爆笑)

『この歌、ユールヒェンさんが舞台で歌っていたんですよね』
『でけえよ、声。車の中で、舞台の声量で歌うなっての。アホだな、あいつ』

(画面切り替わり、スタジオ)
「(笑いながら)如何ですか、フランシス・ボヌフォアさん」
「いいね、あの本田菊? さん、凄く気遣い出来るタイプみたいだし」
「なんや、可愛い二人やんなあ」
「あれ、本田桜の兄貴?」
「はい、実は。でも、似てらっしゃいますよね」
「俺、知らなかったぞ。兄弟がいるなんて」
「アーサーさんは、本田桜さんとお知り合いだとか」
「い、いや、その、俺達はと、友達だからなっ」
「わー、なんやウザいわ、こいつ」
「うるせえっ」
「でも、なかなか良さそうな青年ですね。青年実業家ですか」
「はい、主にロボット工学やプログラムの制作を請け負う会社だそうです」
「へー」
「なんや、すごいなあ」



菊さんは、巨大トイロボットを作った某水道橋○工さん的なイメージでした。

お見合い番組の

会話だけで一つの話に仕上げようと思って書き進めていたのですが、
途中で見直してみると、やっぱりどうも読み難いので、断念。
勿体ないので、ちょっとだけこちらで晒してみます。

以下、妄想。ジャンル違い要注意。
ヘタリア、菊ユル&ちょっとだけギル桜もかな?



以前テレビで某宝塚出身の女優さんが、お見合い番組に出ていたのを見て、
菊さんとユル姐さんで変換してみました……的な話です。

(オープニング映像、BGM)
 真剣なお付き合いをしたい、結婚がしたい、そんな男女を応援し、
お見合いデートをプロデュースするこの番組。
 今回は特別企画、スペシャルなゲストをお迎えしてお送り致します。

「司会進行役は私、エリザベータ・ヘーデルヴァーリと、ゲストは」
(カメラ切り替わり)
「ただいま人気絶好調のロック歌手、アーサー・カークランドさん」
「よろしく」(軽く会釈/拍手)
「アーティストでありながらモデル業もこなす、フランシス・ボヌフォアさん」
「よろしくね」(ウインクと投げキッス/歓声と拍手)
「今期のチーム優勝に大貢献したストライカー、フェルナンデス・カリエドさん」
「まいどー」(両手を振る/笑い声と拍手)
「世界に名立たる天才ピアニスト、ローデリヒ・エーデルシュタインさん」
「よろしくお願いします」(拍手)
「以上のメンバーで、盛り上げていきたいと思います」
(拍手盛り上げ/カメラ、司会に切り替わり)
「さて。本日お見合いするのはこの方です」

(イメージムービー)

―――第一印象は?
「んー、大人しそうな奴かなって。ホラ、俺ってこんなんだから」
「委縮させちゃうんじゃねえかって思って」
―――お話してみて。
「なんか、落ち着くっつーか。声がな。話し方とかも」
「ちょっと変わってるけど、面白い奴だよな」
―――気になった面は?
「俺とは全然畑違いの仕事をしている奴だから」
「こっちのペースに巻き込んじまうと、大変じゃねえかな」

「只今人気絶頂、数々の音楽番組やテレビCM、舞台で大活躍中」
「人気のダンサー兼振付師、ユールヒェン・バイルシュミットさんです」

「尚、今回の実況コメンテイターは、こちらです」
(画面切り替わり・ワゴン車の中)
「本田桜です、よろしくお願いします」
(テロップ、テレビアナウンサー・本田桜)
「そしてゲストは、端正な顔立ちと、それを裏切る残念な言動が話題の」
(カメラ切り替わり、ゲスト正面)
「人気モデルのギルベルト・バイルシュミットさんです」
(テロップ、モデル・ギルベルトバイルシュミット)
「よろしくお願いしまーす……って、残念は余計なんだよっ」
(笑い声・カメラ切り替わり、並んだ二人)
「でもそのギャップが人気で。最近はバラエティのお仕事が増えたとか」
「いや、実はさ。前は、事務所が絶対トークさせてくれなかったんだよなー」
「そうなんですか?」
「カメラ向けられても、お前は喋るなって言われててさ」
「(笑いながら)ええー」
「最近はすげえ増えて。もう、この路線で行くかってなってて」
「この路線ですか」
「そうそう」
「そんなバイルシュミットさん。お見合いの経験はございますか?」
「ねえな。つか、こんな出会いもあんのかって、驚いたぐれえだし」
「ズバリ、ご興味は?」
「んー………………あるかな」
(どよめき)
「ほら。俺らみてえな仕事してっと、逆に出会いがなかったりするから」
「ああ、そうかも知れませんね」
「特に俺様ぐらいの良い男過ぎると周りも尻込みするっつーか」
「(笑いながら頷き)」
「あれだろ、ジャパニーズエンリョ?」
「出ました、バイルシュミットさんの俺様節。本日も絶好調のようです」
(会場、笑い声)
「今回はこの二人で、追っかけ実況をさせていただきます」



……と、テレビの台本を意識したような、そんなお話でした。

愛情のアピール

突然の妄想。
以下、ヘタリア、普日です。



米「日本とプロイセンが恋人同士なんて、知らなかったんだぞ」
西「えー、分かりやすいやん。特にプーちゃん」
米「どこがだいっ? 全然それらしくないじゃないか」
英「それらしいって?」
米「だって、それらしい接触だってないし。特に日本は素っ気ないくらいだし」
独「確かに。接触が多い方じゃないかもしれないな。お互いに」
米「プロイセンだったら、うっとおしいくらいに周りに言いふらしそうじゃないか」
伊「うーん、そうかなあ」
米「ほら。プロイセンって、愛情を隠すタイプじゃないだろ」
露「そういえば、ドイツ君とかイタリア君なんかはそうだもんね」
米「だろ? 煩いくらい好きだ、可愛いって言いまくっていたんだぞ」
墺「お馬鹿さんですから」
米「なのに日本に関しては何も言わないって……本当に彼が好きなのかい?」

仏「もー。お子様は解っていないなあ」



弟やお気に入りの子に関しての「可愛い」は周りに広めて、
一緒に愛でようぜ! 可愛さを解れよ! 俺様が教えてやるよ! 
……的なアピールを大々的にするけれど、本命に関しては、
よからぬ輩が近づくのを防ぐ為、秘めがちになるとか。
本能的な所の、師匠の警戒心の強さの現れとか。
独占欲とはまたちょっと違うとか。

書きたいネタはそれなりにあるんですよねー。
来年はイベント参加&本、出せるかなー。

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