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必須なアイテム

九州ぐるっと夏旅行・19

おまけ話、必須グッズのお話。



18きっぷ旅行の際は、兎に角身軽であることを優先しております。
カート鞄を使った事もありましたが、移動が多いし、車内では邪魔になり、
特に短時間の電車乗り継ぎや駅トイレを利用する時、不便なんですよね。
なので、荷物は極力最小限に留め、トートバッグに収め切るようにしています。
ちょっと小さいと思われるようですが、自分の旅行の際の荷物って、
不思議と二泊も一週間も、思ったほどサイズが変わらないんですよね。
どうも衣類より、その他のコスメや身の回り品の方がかさばるようです。
そんな中、長年愛用している旅行の際の必須アイテムを出してみます。

イプサの化粧ポーチ
使わないからと姉から貰ったもの。多分、自分では買わなかっただろうな。
コフレかなにかのおまけだったらしく、ブラシとポーチが一体になっていて、
かなり長年愛用&重宝しております。旅行の時の必須アイテム。

石鹸と泡立てネット
綿飴みたいにもこもこしたものじゃなく、てるてる坊主っぽい形の小さいの。
石鹸好きでして、普段からボディソープも洗顔料も石鹸とこれを使用。

洗濯ネット
荷物の小分けとして、四角い洗濯ネットをポーチ代わりに使います。
旅行中、Tシャツとかブラとか、型崩れが気になるものを洗濯する時使います。
個人差があるでしょうが、自分は一つあれば何とかなります。

ヴェレダのフェイシャルローズエッセンス
普段も使用している美容液オイル。基礎化粧品にオイルを良く使っております。
これは美容液という位置付けですが、小さなカプセルに一回分ずつ入った形状で、
ジップロックのパックに必要数だけ持ち運び、クリーム代わりにしています。



……こんなものかな? それ以外ではぱっと思い浮かばないですね。
あんまり特別なものは使っていないですね。なんの参考にもなりませんな。

磁器パラダイス

九州ぐるっと夏旅行・18

有田&伊万里写真まとめ。



文化館の扉の取っ手は複数種あり、それぞれ各メーカー製。これは鍋島焼だな。

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文化館の中庭の噴水はマイセン寄与。足の間にマイセンマークもついているぞ。

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伊万里川、相生橋から見上げた夕焼け。雨続きだけど、明日は晴れるな。

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相生橋についている陶板。これ、オランダさんだよね、きっと。

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有田で買ったお土産……といいつつ、全部自分用。かなり自制しました。

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ご飯茶碗は最初は甥っ子君用に考えておりましたが、結局自分用に。
ええ、大人げ無いです。解っておりますともさ。
深川製磁さんであれこれの結果手に入れた、ふくら雀柄のモーニングカップは、
ごつい見た目に反して、手にするとびっくりするぐらい軽いのです。
意識したつもりはないけれど、気が付けば全部小鳥さん模様の磁器だよな。
もしかすると師匠の影響が無いとは言えない……か? うわあ。<自分にドン引き

お肉屋さんの肉

九州ぐるっと夏旅行・17

お買い物も終えて、電車の時間も迫ったので、上有田駅に到着。
この駅には券売機が無く、駅前にある某商店にて切符を購入します。
隣の有田駅にて乗り換え、そして伊万里へと帰りました。

伊万里に到着して良い時間帯だったので、「れすとらん さかき」にて夕食。
前回も食べましたが、オニオンスライスを乗せた伊万里牛の定食です。
お味噌汁とお漬物が付いた定食でして、オニオンの臭みも無く、
さっぱりしてて、お手軽価格で美味しい伊万里牛が味わえます。
前に食べた時にも思ったのですが、こちらは白いご飯が妙に美味しく感じました。

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今回、デザートに梨が付いてきましたが、これも凄く美味しかったな。
伊万里は梨の産地でもあるんですね。お米も伊万里産のものだそうです。

読みはスエヤマ

九州ぐるっと夏旅行・16

深川製磁さんの夕方納品の荷物が来るまで時間があったので、
後でまた来ますから……と別のお店巡り&お散歩に行きました。
有田の町を歩くには、何ものにも負けない強い意志が必要になりますな。
主に、物欲と散財の誘惑からですが。



境内から見下ろすと、鳥居の真ん前を電車が走る、そんな陶山神社。

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鳥居も狛犬も磁器製。磁器製の御守りも販売しておりました。

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バス停留所にも、細かな磁器の装飾が施されています。凝ってるな。

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裏道にて発見。割れた磁器片で飾られておりました。レトロ可愛い。

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なんと来年で、日本磁器誕生&有田磁器生産は400年を迎えるそうです。

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伊万里の小川内山は窯元がそのままショップを併設しているのですが、
有田はメーカーショップとセレクトショップが混合しております。
セレクトショップにも勿論可愛いものは沢山あるのですが、
さっきのお店に置いていたのがこっちにも……なパターンも多いので、
ある程度お店を厳選して回った方が時間が短縮されるかもしれません。
<あちこち見て回り過ぎて、常に時間が足りなくなる人(挙手)

面倒臭い奴です

九州ぐるっと夏旅行・15

お昼ご飯を食べて外に出ると、雨は止んでおりました。良かったー。
さて、ここから歩いて上有田までの一本道。
有田焼のショップが軒を連ねる通りになります。
とは言え、中途半端な時期なので、前回同様観光客は殆どおらず、人も疎ら。
でも、その分ゆっくりのんびり見て回ることが出来ます。

そんな中、今回狙っていたのは、ご存じ香蘭社さんと、深川製磁さん。
旅行前から欲しいものがかなりはっきりと決まっておりまして、
特に深川製磁のモーニングカップは前回うっかり買い忘れしてしまい、
寧ろ今回の有田訪問はこの為だけに来たと言っても過言ではなかったお品。

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わくわくとレトロなお店に到着。でも、同タイプのものは展示されておりましたが、
欲しかった柄が店頭に陳列されておらず。あれ?
店員さんに訪ねてみると、現在在庫を切らしているとのお話。ショック。まじすか。
限定品でもないし、商品自体は通販とか取り寄せでも購入は出来るのですが、
でも敢えて有田の本店で買いたかったんですよ。面倒な奴ですマジごめんなさい。
しょんぼりがっくりしながら、二年前に来た時に買い忘れて、
今回再訪問の最大の目的の一つでした……と恨みがましく泣き言を言ったら、
「ちょっと待ってて下さいね」と工場の方へ電話で確認して下さり、
夕方納品の荷物と一緒に、お店までカップを持ってきて頂けました。ふおお。涙。
すいません。手間をかけさせてごめんなさい。でも、凄くすごーく嬉しかった!!
購入に至るこんな流れも含めて、大切な思い出の品となりました。

もちもちとうふ

九州ぐるっと夏旅行・14

九州陶磁器文化館を出て有田に到着したのは、どうにも妙に中途半端な時間。
電車を待つにも一時間以上かかるので、隣の上有田まで歩くことにしました。
その途中でちょいと早目のランチ。亀井鮨さんの「有田焼五膳」です。

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市内の複数のお店でそれぞれ提供している五種の有田グルメメニューに、
こちらの店舗ではそれにちらし鮨とお吸い物、それにコーヒーもついてきます。

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お値段を考えると、このボリュームはかなり良心的ですね。
二年ぶりのごどうふ。今回もとても美味しかったです。
毎回お土産にテイクアウトが欲しいと思いつつ、いつも旅行のなか日なので、
持ち運ぶことも送ることも出来ず、歯がゆい思いをしております。
有田のご当地メニューやその開発、品評会の話やその他
いろいろ興味深いお話もお伺いできて、楽しいランチでした。

意外とシンプル

九州ぐるっと夏旅行・13

所謂、柴田コレクション内cottonコレクション、後編。超自分得、マイメモ。
このままじゃ際限無く写真を載せそうなので、「後編」。ここで打ち止めです。



器の内側にも外側にも手を抜かない、そんな職人気質。

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外側が青磁で、内側は白磁。こんなのもあるんですね。

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扇のイラストに合わせて、表面がギザギザに波打ったデザイン。面白いなあ。

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瓢箪型。他にも瓢箪かと思いきや、軍配型ってのもありました。

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豪華な色絵物。伊万里焼と言えば、こんな金襴手を連想する方が多いかも。

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「要するに、どんな陶磁器が良いの?」と聞かれる時がありますが、
はっきりいって、まーったく解っておりません。
ここに載せた磁器にしても、どれもこれも超主観的なチョイスばかり。
骨董品や芸術性としての価値感は、完全に置いてきぼりです。
勿論細かな知識や審美眼があればそれに越したことはありませんが、
要は、自分が気に入るか、気に入らないか。欲しいと思うか、思わないか。
そこに希少性やブランド志向が加わるなら話は変わるのかもしれませんが、
自分は専門家でも鑑定士でもコレクターでもありませんので、
個人が日常に使うのであれば、基本、価値はそこに尽きると思っております。
因みに、これらの陶磁器をコレクションされた故柴田夫妻は、
百均ショップもよく利用されていたそうです。意外すぎて面白い。

磁器パラダイス

九州ぐるっと夏旅行・12

九州陶磁文化館の最大の目玉のひとつが、柴田夫妻コレクション。
その数といい、種類といい、見事な逸品ばかりでときめきがとまりません。やべえ。
館内撮影OKという太っ腹ぶりに甘えて、ここで自分的お気に入りをご紹介。
所謂柴田コレクション内cottonコレクションだな。おこがましいにも程がある。



雲の形をした雲柄の御猪口。この遊び心と繊細ぶりときたら。

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青染付に黄色の虎。色を一色加えて際立たせる手法はこの頃からあるのか。

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変わった形状の小鉢。モダンで、今店頭に並んでいても全然違和感がない。

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青磁を水面に見立てて、鮎を泳がせるデザイン。滲みも水中っぽい。

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ウェッジウッドのハンティングシーンシリーズだっけ? を先ず連想しました。

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紹介と言うより寧ろ……否、完全に自分得だな。自分用メモ。
こんな日に限ってホテルにミラーレスカメラを忘れた、大うつけ者な私……。
しっかし、何百年も昔の作品とは思えないモダンなものもあって、マジ驚きます。
時代は変われど、日本人のデザインセンスって、根っこは変わらないのかな。

動画撮り忘れた

九州ぐるっと夏旅行・11

3日目(伊万里~有田~伊万里)
朝、ややのんびりとホテルを出て、駅近くのコンビニで朝食を購入。
野菜ジュースと肉まんを食べながら、松浦鉄道で有田へと移動しました。
駅に到着するもあめが結構降っていたので、街中散策はちょっと大変そうだと、
ひとまず前回見逃してしまった九州陶磁器文化館を見学することにしました。

有田駅から少し歩いて、高台になった見晴らしのよい場所にあります。
入館料無料にもかかわらず、収蔵品の充実っぷりは流石の一言。素晴らしい。
シーズンオフだけに人も疎らで、のんびりじっくり見て回る事ができました。

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館内にてひと際目を引くのが、30分ごとに音楽を奏でる磁器製のからくり時計。
季節ごとに動く人形も音楽も違うみたいで、この日は「小さい秋」が流れました。
そう言えば、ドイツ旅行の際、やたらと目にしたのがからくり時計だったな。
どうも日本磁器とくれば、ドイツとの繋がりが見え隠れしますね。<腐視点

殿堂入りグルメ

九州ぐるっと夏旅行・10

伊万里に来たからには、やっぱりここは伊万里牛を食べなくては。
そう意気込み、駅からほど近くにある「㐂・柊」へ向かいました。

女性に人気がありそうなお店で、席はそれぞれ個室になっているのかな?
食べたのは、やっぱり伊万里牛ハンバーグ。ソースはネギソースをチョイス。
ついでに日本酒飲み比べセットがあったので、それもお願いしました。

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お昼の明太子ご飯がまだかなりお腹に残っていたので、ご飯は無し。
ちょっと少なめにも思えますが、自分としてはこれで充分でした。
伊万里牛ハンバーグは、ほろりと柔らかく、濃厚な肉の味が非常に美味。
日本酒は「古伊万里」「鍋島」「東一」の三種。前二種は名前で選びました。
切れがあるのは古伊万里、香りが良いのは鍋島、飲みやすいのは東一、かな。
お酒の量も少なめにとお願いしましたが、これでほろ良く酔えるお手軽体質です。

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