ハーレクインロマンスでGO!
元ネタはこちら
以下、カカチチ。
ネタバレ、ジャンル違い要注意。
ややアダルト路線になります。<あくまで当社比
王朝貴族の血を引くチチの一族は、破産寸前に陥ってしまった。
そんな彼女に結婚を条件に援助を申し出た、やり手実業家カカロット。
カ「お前が俺と結婚し、子供を作る条件で、牛魔王家に援助を行う」
チ「あの…仰る意味が良く判らねえですけんど…」
カ「決めるのはお前だ、チチ」
チ「そ、そんな馬鹿げた話、おらが受け入れるとでも?」
カ「家に帰って父親に相談すると良い。但し、返事は24時間以内だ」
結局、結婚に同意し、身内だけでささやかな結婚式を上げることに。
カ「(誓いのキスの最中、意識を失うチチに)チチ?」
牛「大丈夫だで。きっと、緊張の糸が切れたんだなや」
カ「(黙ってチチを横に抱き上げ)」
牛「おめえが変わった条件出すから、色々考えて寝不足だったんだべ」
カ「…この結婚は、チチも承知したことだ」
牛「おらは怒ってねえ。寧ろチチの婿殿がおめえで満足しているだよ」
カ「牛魔王のおっちゃん…」
牛「チチを、幸せにしてくんろ」
カ「…あ、ああ」
気が付いたら、ウェディングドレス姿のままベットの上。
カ「気が付いたか」
チ「お…おら」
カ「式の途中で倒れたんだ」
チ「え…え、ちょ…(押し倒されて慌てて抵抗)」
カ「焦らすのか、チチ」
チ「焦らすって、そんなんじゃねえけんど…」
カ「チチ、お前には拒む権利はねえぞ」
チ「だ、だけんど、その…心の準備が」
カ「いつできるんだ?」
チ「いつって…」
カ「今日までの間に、準備期間はたっぷりあった筈だ」
翌日の夜、シャワーを浴びていると、カカロットさが入って来て。
チ「カカロットさっ(咄嗟に肌を隠して)」
カ「一緒に浴びよう」
チ「(裸のカカさに視線を反らしつつ)えっ、使うなら…」
カ「一緒に使えば良い」
チ「そ、それは…恥ずかしいから、遠慮するだ…」
カ「今さらだろ」
チ「そ、そんな事言われても…」
カ「それに、お前は俺に金で買われたんだ。逆らうことは許さねえ」
新婚早々、二人でパーティーに出る事になって。
チ「(判っていたけど、やっぱり皆の視線が痛いべ)」
カ「前を見て、堂々としていろ。やましい事は何も無い」
チ「(とは言え、皆は主従逆転したって思っているだよ)」
蛇「久しぶりじゃない。今日のチャリティーは牛魔王家へ…かしら」
カ「口が過ぎるぞ、蛇姫」
蛇「失礼。でも、心の中では、皆そう思っているんじゃない?」
カ「紹介しよう。俺の妻のチチだ」
蛇「つ、妻って…結婚してたの?!」
カ「つい先日、内々でね(チチを抱き寄せ、おでこにキス)」
チ「カ、カカロットさ」
カ「御覧の通り、妻は照れ屋なんでね」
パーティーが終わって、帰宅して。
カ「良く立ち回ったな、俺達は良いパートナーになる」
チ「(溜息をつきつつ)お褒めいただけで嬉しいだよ…」
カ「どうした、不満そうだな」
チ「あの、蛇姫さんとは、どんな関係だったんだべ」
カ「嫉妬か?」
チ「あの人、おめえの事が好きなんじゃねえだか?」
カ「…俺のお金が好きなんだよ」
これもエロスの練習。<何だってぇ!?
同人的には非常に美味しい展開なのですが、
肝心の部分を見事にさらりと流してしまいました。